パイロット養成コース私立大学(航空操縦系学部)選びのコツ

みなさんこんにちは。パイロット養成コンサルの冨村です!今日は、高校生なら誰もが興味のある、私立大学パイロットコース(航空操縦系の学部)学校選びの極意を伝授します!大学選びに悩まれているパイロット志望者諸君!この記事は必見ですよ!

東海大学が日本で初めて、航空操縦学専攻を開設したのが2006年。翌年、東海大学に続いて、崇城大学、桜美林大学、法政大学がパイロット養成に乗り出しました。冨村はPILOT専門進学塾・シアトルフライトアカデミーを大阪梅田に開く2年前で、航空留学の仕事で、アメリカのとある航空系大学から副学長が来日した際に、通訳兼ガイドとして東海大学操縦一期生の座学にお邪魔しました。鮮明に覚えていますが、自社養成の基礎訓練課程と比較し、訓練生たちは精神的に幼かったように感じました。

その後PILOT専門進学塾・シアトルフライトアカデミーが開校してすぐ、東海大学1期生たちが帰国し、ANAに採用されなかった大半の学生さん達の訓練を受け持ったのですが、冨村の不安は的中致しました。私立大学パイロットコースは、大手航空会社の期待に反して、不安定な供給源としてレッテルを貼られてしまい、マイナスからスタートになりました。

世界で見れば、たった250時間程度でエアラインパイロットを採用する国はありません。大体がミニマム1500時間です。日本は唯一250時間。なぜならば、自社養成制度と航空大学校がその時間でエアラインパイロットを育てているからなんです。その違いを知らずして、各私立大学は安易に若い大学生たちを大学外のフライトスクールや海外の大学に預けるわけですが、それでは、自社養成や航空大学校と同じパイロットが育つわけがありませんでした。

PILOT専門進学塾・シアトルフライトアカデミーでも、2012年頃までは、私立大学はリスクの高い進路選択であると説明していましたし、国土交通省が纏めたパイロット不足に関する発表資料にも、私立大学は安定供給源には至っていないと書かれていました。

しかし、一筋の光明が差したのは、崇城大学が、学外に委託していた訓練を、自前で始めたこと。自前で訓練を行う、ということは、大学が航空会社を経営する、ということを意味しています。フライト訓練にはリスクがつきものです。そのリスクを負ってでも、学生の将来に責任を持つ、という姿勢こそが、パイロット養成に必要不可欠であり、それまでの私立大学には不足していた、ということを思い知らされました。

今から5年ほど前のブログにて、冨村はこう断言しています。「パイロットになるには、今までは自社養成や航空大学校進学がメインでしたが、これからは私立大学パイロットコースがメインになるでしょう。そして航空留学は過去のものになります!」冨村の予想が当たったのか、冨村のブログが影響を与えたのか、定かではありませんが、最近の傾向では、私立大学パイロットコース(航空操縦系の学部)からパイロットを目指す方が、5年前比でおよそ3倍まで増加しました。また、私立大学パイロットコース(航空操縦系の学部)から、大手航空会社に採用される優秀な学生も増えてきています。

なぜ私立大学パイロットコースは、自社養成や航空大学校と比較して、パイロットになれる可能性が高いのか?

それは、「身体検査基準の独特な仕組み」が理由なんです。この部分を話すと長くなるため、解説を希望の方は、我がJAMBO(PILOT専門進学塾)の身体検査担当教官・相談員でいらっしゃる、福本正勝先生の「身体検査相談」を受講ください。

いずれにせよ、 航空身体検査が理由により、エアラインパイロットになれない方が比較的出にくいのが、私立大学パイロットコース(航空操縦系の学部)の特徴です。

ただし、この航空身体検査。全ての大学が同じではありません。つまり、大学選びを間違えると、自社養成や航空大学校と同様に、エアラインパイロットになれる可能性を下げてしまうことになります。

だからこそ、専門家によるサポートが、皆さんにとって必要不可欠なのではないでしょうか?誤解のないように追記しますが、私どもJAMBOは、相談だけの方も、入塾される方にも共通して、「どの大学を受験しても構わない」というルールがあります。特定の大学だけお勧めしているわけではありません正しい情報を、正しく分析するためには、冨村が歩んできたように、本来は何年もかかるのです。全ての大学を自分の目で見て、何度も説明会に足を運んでください。

とはいえ、各私立大学の基本情報を知りたい方もいらっしゃるでしょうから、日本の主な私立航空操縦コース(崇城大学、桜美林大学、法政大学、東海大学、第一工科大学、千葉化学大学)の歴史・特徴・留学の有無・提携している訓練校・学費訓練費・受験タイプ・定員・偏差値の項目に分けて、解説しております。

歴史

崇城大学 工学部宇宙航空システム工学科 航空操縦学専攻の歴史をご紹介致します。崇城大学 工学部 宇宙航空システム工学科 航空操縦学専攻は2008年に誕生した私立大学パイロットコースです。

前身が熊本工業大学という名前であることからも分かる通り、工業系の大学で、実学を重視した校風が特徴です。航空操縦学専攻がある宇宙航空システム工学科は2001年に設立されており、航空エンジニアを目指すことができる現・航空宇宙システム専攻が誕生しました。2007年には航空整備学専攻も設置され、実学重視の校風を体現し、航空業界を目指せる環境が出来上がっていきました。

満を持して、2008年に航空操縦学専攻が誕生し、民間フライトスクールスクールに外部委託をしていない唯一の私立大学パイロットコースとなった崇城大学は、私大パイロットコース志望者にとって、希望の光となりました。

特徴
訓練に関係する教官、機材、施設など全てを大学で用意している自前主義がです。

他に同じ理念の私立大学パイロットコースは存在せず、唯一無二の訓練校だと言えます。熊本阿蘇空港に隣接する空港キャンパスは、常にエアライン機が離着陸しているので、エアラインパイロットになる事を見据えた実践的な訓練を受けることができます。

空港キャンパスは、元々ANAの自社養成パイロットの訓練を行うために建設された施設を、崇城大学が買い取っており、格納庫や運行管理室から学生寮に至るまで、全て崇城大学の施設となっています。外部委託をしていないので、生徒の進度に合わせたきめ細かい指導が可能となっています。例えば、自家用課程の進度が悪かった学生も、経験豊かな教授・教官から指導を受けた結果、ライセンス取得できた例もあります。

一方で、英語力を向上させたい学生には、スカイマークやジェイ・エアの自社養成パイロットも受託しているFlight Training Adelaideへ渡豪する選択肢もあります。

つまり、国内訓練・海外訓練の二つの選択肢があり、個人の描くキャリアや価値観によって、どちらかを選択することができます。

留学有無
留学有り(希望者のみ)です。希望の学生は英語資格(IELTS overall5.5以上)の条件を満たせば、オーストラリアでのライセンス取得にチャレンジできる。英語力向上や国際感覚を学びたい訓練生には最適な選択と言えます。

具体的には、自家用単発・多発限定ライセンスを5ヶ月間で取得し、帰国後は熊本の空港キャンパスでライセンスの書き換えや、事業用ライセンスなども取ることになります。海外訓練の効率性と国内訓練の高さの両方を兼ね備えたプログラムを採用しています。

Flight Training Adelaideに委託するという形ですが、勿論、崇城大学からのサポートも行われています。

提携している訓練校
 提携校はFlight Training Adelaide(Para field空港)です。

JAL系のエアラインやスカイマークといったエアラインを始めとして、世界中のエアラインから自社養成パイロットの訓練を受託しているフライトスクールです。

学費・訓練費

 崇城大学の公式情報によると、4年間の学費と訓練費の合計は2358万円です。

寮費・家賃を計算すると、池田キャンパス付近の家賃相場(1R)は約5万円で、1年次から2年次の前期までの合計は5万円×18ヶ月で90万円と予想できます。

また、空港キャンパス内の寮に入寮後は2年次の後期から4年次の後期までで、月額5万5000円×30ヶ月=165万円がかかります。

以上から、4年間の家賃・寮費は255万円と推測します。

したがって、学費+訓練費+寮費・生活費の合計は約2613万円と予想できます。

また、崇城大学は一般受験の上位合格者にミライクという奨学金を用意しており、ミライクプレミアムの取得者は、4年間学費が免除されます。4年間の学費は104万円×4年で416万円なので、ミライクプレミアム取得者の学費+訓練費+寮費・生活費の合計は約2197万円まで、抑えることができます。

参考: 崇城大学 公式サイト 2021年度以降に入学された方

受験タイプ
➢ パイロット特別選抜
➢ 一般選抜
➢ 大学入試共通テスト利用選抜
➢ 一般選抜、大学入試共通テスト併用型
定員
➢ 20名
偏差値
➢ 60~65

桜美林大学 航空・マネジメント学群 フライトオペレーションコース

歴史
桜美林大学航空・マネジメント学群 フライトオペレーションコースの歴史をご紹介致します。2008年に桜美林大学は東海大学に続く形で航空・マネジメント学群 フライトオペレーションコースを設置しました。

桜美林大学自体、パイロットコースを設立する前から、エアライン業界への就職率が高く、人材育成に定評がある大学です。2012年には、予定通り第一期生が卒業し、エアラインに就職。その高い就職率と副操縦士昇格率が評価され続けています。

特に、訓練委託先をCAE Phoenix-Aviation-Academyへ変更して以来、元々高かった就職率がさらに上昇しました。その結果、入試難易度が上がり、私立大学パイロットコースの中では、崇城大学と並びトップクラスの難易度を誇っている大学です。


特徴
桜美林大学 フライトオペレーションコースは、創設の段階よりJALの協力を得ており、JALグループへの就職率が高いです。JAL自社養成パイロットと同じ訓練施設(CAE Phoenix-Aviation-Academy)で、飛行訓練ができます。ただし、取得できるライセンスは異なり、JAL自社養成パイロットは準定期運送用ライセンス(MPL)ですが、桜美林大学では、事業用ライセンス(CPL)を取得することになります。CAE Phoenix-Aviation-Academyはプロパイロット育成専用の施設であることからも分かるように、レベルの高い訓練を受けることができます。一般的に、海外訓練から国内訓練から移行した場合、飛ばし方の違いなどから戸惑う場合が多いですが、CAE Phoenix-Aviation-Academyでエアラインレベルの訓練を受けているので、移行はスムーズに行うことができます。2020年にパイロットコース(フライトオペレーションコース)をメインに航空管制、整備管理、空港マネジメントを新しく設置し、空の仕事を志ざす学生が切磋琢磨できる環境が整っています。例えば、多摩アカデミーヒルズは2023年4月に新校舎が建設されたばかりであり、飛行訓練が始まるまでの間、寮生活を通して、チームワークや協調性、つまり、エアラインパイロットの基礎を学ぶことができます。


留学有無
留学有りです。2年次の秋学期から、約一年間アリゾナ州ファルコンフィールド空港 CAE Phoenix-Aviation-Academyで訓練を行い、帰国後は日本国内のライセンスに書き換える訓練を行います。渡米要件はTOEIC650点以上で、クリアできなければ渡米することはできません。また、単にスコアが高いだけでなく会話力も重視していて、そのためネイティブスピーカーの授業も用意されています。


提携している訓練校

提携している訓練校は Phoenix-Aviation-Academy(Falcon Field空港)です。上記の通り、JAL自社養成パイロットと同じ訓練校です。国際空港も近隣にあることから、トラフィックは混雑しており、緊張感のある実践的な訓練が行われています。


学費・訓練費

桜美林大学の公式情報によりますと、フライトオペレーションコース(パイロットコース)の4年間の学費は1110万円ほど。また、別途訓練費が約1500万円必要です。

ただ、生活費は含まれていないので、別途必要になると予想できます。

桜美林大学の場合は1年次より多摩アカデミーヒルズに入寮します。桜美林大学の寮は新しく、環境も良いので8万円と推定致します。したがって、2年次の前期まで生活費は8万円×18ヶ月=144万円と予想できます。

また、渡米後は円安もあるので、月の寮費は12万円程度と予想すると、ライセンスを取り終わる3年生の後期までに12万円×18万円=216万円かか計算になります。さらに、帰国後4年次の寮費も計算すると、8万円×12ヶ月=96万円かかると考えられます。

以上から、4年間の家賃の合計は約456万円と予想できます。したがって、学費+訓練費+寮費の合計は約3056万円と推測します。
参考:桜美林大学 受験生サイト 学納金(学費)


受験タイプ
➢ 総合型選抜
➢ 一般選抜
➢ 大学入試共通テスト利用入学者選抜
定員
➢ 約40名
偏差値
➢ 60~65

法政大学 理工学部 機械工学科 航空操縦学専修

歴史
法政大学 理工学部 機械工学科 航空操縦学専修の歴史について解説致します。

法政大学 理工学部 機械工学科 航空操縦学専修は、2008年に誕生した私立大学パイロット養成コースです。

そもそも法政大学は当初の東京法学社という校名から、1920年に名称変更し、現在の法政大学という名前になりました。

法政大学と聞くと、法学部や経済学部といった文系科目のイメージが強いかもしれませんが、歴史を紐解くと航空に関する関わりは深いです。例えば、日本初の航空部が設置されたのは、法政大学ですし、ヨーロッパ訪問飛行というチャレンジをバックアップしたのは、法政大学出身であり、後にANAの創業の中心人物であった中野勝義氏です。


特徴
法政大学 理工学部 機械工学科 航空操縦学専修の特徴は、日本の空を飛ぶエアラインパイロットになるために、日本の空で、日本人教官の指導を受けられるという点です。海外訓練では、どれほど事前に語学力アップに励んだとしても、微妙なニュアンスが伝わらないなど、コミュニケーション不足に陥る可能性もあります。

しかし、法政大学はライセンス取得を全て日本で行うので、コミュニケーションの問題は生じにくいです。飛行訓練は3年生次から始まります。他の私立大学パイロット養成コースは、2年生次から飛行訓練が始まる場合が多いです。

したがって、1年次と2年生次では比較的、部活やボランティア活動、サークル活動などに参加できるということです。

ただ、遊べば良いという話ではなく、課外活動の中でパイロットに必要な人間性や責任感を身につけて欲しいという意図が感じられます。 卒業時の理工学の学士号も取得できるので、大多数はエアラインパイロットになりますが、理工学の専門知識を活かし、航空機メーカのエンジニア職やパイロット以外の職種で航空会社に就職する方もいらっしゃいます。

事業用のライセンスを取得し、エアラインパイロットになるかどうかは、埼玉県の桶川訓練所で自家用のライセンスを取得してから、判断することが可能で、自分の適性を見極めて、進路選択が出来る点も有り難いでしょう。


留学有無
国内訓練なのでありません。国内訓練と聞くと、心配になるのが英語力ですが、法政大学 理工学部 機械工学科 航空操縦学専修は、英語力向上にも抜かりはありません。

例えば、2年次では「応用航空英語」という科目が必修で、ICAOレベル4(国際線に乗務可能なレベル)をほとんどの学生が取得しています。


提携している訓練校
➢ 本田航空(埼玉県)
➢ 本田航空(大分空港)
➢ 岡山空港株式会社(岡南飛行場)


学費・訓練費
法政大学の公式情報によると、4年間の学費と訓練費の合計は約2850万円です。さらに、寮費・家賃などは4年間で6万円×48ヶ月=288万円と予想します。したがって、学費+訓練費+寮費の合計は約3138万円と見積もることができます。

参考:法政大学 理工学部機械工学科 航空操縦学専修 学費・奨学金など


受験タイプ
➢ 第一次選考
◇ 大学入試共通テスト
➢ 第二次選考
◇ 書類審査
◇ 面接
◇ 操縦適性検査
◇ 航空身体検査
定員
➢ 30

偏差値
➢ 60

東海大学 航空宇宙学科 航空操縦学専攻

歴史

東海大学航空宇宙学科 航空操縦学専攻の歴史を解説致します。

2000年代初頭、各航空会社や国交省は、パイロット不足を予測しておりました。

関西国際空港の開港を始めとしたインフラの発展に、機材の小型化が重なっていたからです。

来るパイロット不足に対応するため新たなパイロット養成リソースを模索した結果、日本で最初の私立大学パイロットコースとして、東海大学航空宇宙学科 航空操縦学専攻は、2006年4月に誕生しました。

以来、17年間エアラインパイロットの安定的供給源としての地位を確立しています。


特徴
anaの自社養成のノウハウと、パイロット養成に定評のあるアメリカのノースダコタ大学の連携による安心の訓練体制が敷かれています。ANA現役機長が在籍しており、教授としても、飛行教官としてもサポートしています。

渡米を念頭に置いて湘南キャンパスで英語の集中講義が行われます。

留学要件を満たすための英語の授業は、他学科の数倍にも及びます。

ノースダコタ大学内に、東海大学の訓練センターがあります。その施設は国土交通省の指定養成施設なので、アメリカにいながらも、日本のエアラインパイロットに必要なライセンスが取得できます。

エアラインパイロットとして活躍している卒業生は360名を超えています。ANA本体を始めとした、ANAグループへの就職に強いです。

卒業生は主にANA、ANA Wings、Peachに就職しており、私立大学航空操縦としては初の機長を誕生させています。


留学の有無
留学有りです。ライセンスはアメリカのノースダコタ大学で全て取得します。

留学の時期は2年次で、期間は約18ヶ月。帰国後国内訓練も行いますが、副操縦士昇格試験を想定したものであり、ライセンス取得を目的としたものではありません。


提携している訓練校
➢ ノースダコタ大学


学費・訓練費
東海大学の公式情報によると、4年間の学費は約700万円です。(航空操縦学の学生は全員150万円の奨学金が給付されるので、実質的には約550万円です。)

訓練費は$109,887なので、1ドル=148円(2023年10月時点のレート)で計算すると、約1626万円です。家賃は、東海大学の場合、1年次と4年次を湘南キャンパスで過ごすため、人によっては湘南キャンパスの近くで部屋を借りることになります。

湘南キャンパス周辺の家賃相場(1R)は約4万円なので、4万円×24ヶ月で96万円と予想します。

続いて留学中の寮費は月$876なので、1ドル=148円(2023年10月現在)で計算すると、月々約13万円。東海大学は2年次後期から3年次後期まで、渡米するので、13万円×24ヶ月で約312万円かかることになります。

したがって、4年間の家賃・寮費は約408万円と推測できます。以上から、学費+訓練費+寮費・家賃の合計は2584万円と予想します。

参考:東海大学 航空宇宙学科 航空操縦学専攻 GUIDE BOOK 

※15ページ目を参考に書いています。


受験タイプ
➢ 大学入試共通テスト利用型
◇ 一次選考(学力試験)
◇ 二次選考(適性検査、面接試験、身体検査)
定員
➢ 約40人
偏差値
➢ 57.5

第一工科大学 航空工学部 航空操縦学専攻

歴史

第一工科大学 航空工学部 航空操縦学専攻の歴史についてご説明致します。

第一工科大学 航空工学部は鹿児島県霧島市にキャンパスを構える大学です。

航空操縦学が設置されたのは2014年で比較的新しいですが、各エアラインとの推薦協定も結んでおり、今後さらに就職実績が伸びると予想されている大学です。 2021年に大学名を第一工業大学から第一工科大学に変更しています。


特徴
大学1年時からキャンパス内の寮に入寮が可能です。(自宅からの通学と選択)座学の段階から仲間と共に学ぶことで、パイロットとしてのチームワークや協調性を早い段階から身につけることが出来ます。

他の航空操縦コースでは飛行訓練は2年次より始める場合が多いですが、第一工科大学 航空工学部 航空操縦学専攻では、大学1年時からFTDを使った飛行訓練を行っています。こういった取り組みを通じて、途中脱落者を減らしています。

JAL、ソラシドエア、ピーチアビエーションと推薦協定を結んでおり学内の審査を通過すれば、以上の会社へ就職出来る可能性が高まります。 多くのフライトスクールに訓練を委託しているので、待機期間が少なく、訓練を効率的に進めることが出来ます。

カリキュラムによると、大学3年次にはエアラインパイロットに必要な免許を全て取得可能で、4年次には落ち着いて就職活動に望めます。


留学有無

留学有りです。2年次にFAAの自家用ライセンス(単発・双発)を取得するためにアメリカオレゴン州にあるヒルズボロ・エアロアカデミーでの飛行訓練を行います。


提携している訓練校
➢ ヒルズボロ・エアロアカデミー(オレゴン州)

◇ヒルズボロ・エアロアカデミーとは全米4位の規模を誇るフライトスクールで、各国の自社養成パイロットの訓練も受託しており、実績のある訓練所です。
➢ エス・ジー・シー佐賀航空株式会社(佐賀空港)
➢ スカイネットアカデミー株式会社(仙台空港)
➢ ヒラタ学園(神戸空港)
◇ ヒラタ学園は日系エアラインから自社養成パイロットの訓練を受託している、実績のあるフライトスクールです。


学費・訓練費
第一工科大学の公式情報によると、4年間の学費は約800万円です。

また、訓練費は自家用免許取得に700万円(生活費を含む)、事業用免許取得に400万円、計器飛行免許取得に600万円かかりますので、訓練費の合計は約1700万円です。さらに、寮費を計算致しますと、1年次に住むキャンパス内の寮費(一人暮らしと選択が可能)は3万円なので、3万円×12ヶ月=36万円です。

2年次の渡米中の寮費は訓練費に含まれますので、3年次の寮費は訓練所にもよりますが、6万円と予想し、6万円×12ヶ月=72万円かかると思います。第一工科大学の場合は、3年次にライセンスを取りきる方もいらっしゃるので、4年次の寮費は省略させていただきます。以上から、4年間の寮費は約108万円だと考えられます。

したがって、学費+訓練費+寮費の合計は約2608万円と予想致します。

参考:学校法人 都築教育学園 第一工科大学 学費のご案内

※令和5年度学納金詳細はこちらからというリンクがあるので、それを参考にしています。

(令和5年度学納金詳細はこちら


受験タイプ
➢ 総合型入試
➢ 公募制推薦
➢ 一般試験
➢ 大学入学共通テスト

定員
➢ 30名程度
偏差値
➢ 50

千葉科学大学 危機管理学部 航空技術危機管理学科 パイロットコース

歴史

千葉科学大学 危機管理学部 航空技術危機管理学科 パイロットコースの歴史について解説致します。

千葉科学大学 危機管理学部 航空技術危機管理学科 パイロットコースは2014年に設置されました。

千葉科学大学は千葉県銚子市にメインキャンパスを薬学部と危機管理学部を有する私立理系大学です。


特徴
パイロットになる上で、重要な能力の1つに管理能力が挙げられます。

千葉科学大学 危機管理学部 航空技術危機管理学科 パイロットコースはその学部名から分かる通り、その危機管理能力を学ぶことに重点を置いたパイロットコースです。勿論、座学にも力を入れていますが、飛行機の操縦を実践的に学ぶことで、エアラインの運航に求められる高い対応力を身につけた学生が多いです。

他の私大パイロットコースの定員は30~40名ですが、千葉科学大学は20名と比較的少ないです。これは、少数先鋭できめ細かい教育をしている現れと言えます。


留学有無
留学有りです。第一工科大学大学と同様に、ヒルズボロ・エアロアカデミーに8ヶ月間渡米し、米国の自家用操縦士資格(単発・双発)を取得後帰国します。
提携している訓練校
➢ ヒルズボロ・エアロアカデミー(オレゴン州)
➢ ヒラタ学園(神戸空港)
学費・訓練費

千葉科学大学は4年間の学費が公式サイトに載っておりません。訓練費は1800万円とのことですが、学費の合計は第一工科と同じくらいの金額になるとは思います。

千葉科学大学 薬学部危機管理学部 入学手続き・学納金

※危機管理学部の学納金の表の下の表記を参考にしています。


受験タイプ
➢ 総合型選抜
➢ 学校推薦型選抜
➢ 一般選抜
定員
➢ 20名
偏差値
➢ 50

各私立大学が就職率を公表していない理由

私大航空操縦コースを第一志望としている方にとって各大学の就職率は、気になるところですよね。コロナ以降、各大学とも苦戦しているのもあるとは思いますが、良い結果を出していた2019年より前も、あまり出していません。

これは、ズバリ大学入学数と、実際にエアラインに就職を得た数に、各大学とも開きがあるからだと思います。

途中で辞めてしまう方は、平均的に全体の3割くらいかなと思います。辞める理由は大学が指定養成かどうかで理由が少し変わっては来ますが、以下があると思います。

・訓練費が捻出出来なくなった
・身体的に難しくなった
・精神的に病んでしまった
・大学とトラブルになった
・訓練教官とトラブル
・仲間とトラブル(いじめ含)
・必要な資格が取れなかった
・英語が喋れなかった
・自身がなくなった

いずれにせよ、訓練では様々な理由からだんだんと途中脱落していきますから、各大学とも、自分から辞めた訓練生の割合をわざわざ公表したくないでしょうし、これらを含めずに、残った学生さん(つまり訓練を最後まで進められた学生さん)は9割程度は就職しています。

さらに申しあげると実際のところ、大手ばかりの就職にはなりません。大手は自社養成もやっていますから、大人数を私大に頼る必要もないからです。また、現実問題、大手より中小に行きたい訓練生が増えているのも事実。というのも、訓練生になって、現実が見えて来て、ワークライフバランスの観点から大手志望だったのが中小志望になる訓練生が増えています。

そんなこともあるので、各大学とも、いろいろ誤解されては困るため、あまり積極的に情報公開出来ないのが実際のところかと思います。

【告知】崇城大学を分析・紹介 入学説明会・オープンキャンパスについて

【告知】 PILOT専門進学塾で行われるイベント紹介

5/18(土) 14時〜  自社養成&私大操縦パイロット進路相談会

自社養成&私大操縦パイロット進路相談会は、自社養成志望者と私大操縦進学希望者向けにパイロット入試の専門家が丁寧にご相談に応じます。

自社養成・私大操縦の基本情報の説明だけでなく、自社養成のための進路相談やインターシップ相談、SPI対策相談など、自社養成に特化した個別相談と、私大操縦のための進路相談、面接対策相談、学科相談など、私大操縦進学に特化した個別相談を実施致します。

自社養成についての事前情報を持っているのとそうでないのでは、合格率に大きな違いがあります。現在、自社養成受験を考えている方は、是非ご参加下さい。私大操縦志望者の方も同じく、事前に確かな情報をゲットして、対策するようにしましょう。

当日は、現役パイロットが参加し、座談会形式で交流することができます。(20歳以上の参加者様のみ、同日19時頃から開催予定のパイロットを囲んでの懇親会にご参加いただけます)

自社養成、または私大操縦進学を検討されているご本人のみの参加若しくは、保護者様1名様までご同席可能ですが、保護者様だけのご参加はできません。必ずご本人様がお越しください。

自分の進路についてパイロットと一緒に考えてみよう! 5/18自社養成&私大操縦パイロット進路相談会

PILOT専門進学塾 2024年度新規入塾者募集開始

JAMBOが運営するPILOT専門進学塾・シアトルフライトアカデミーの2024年度新規入塾者の募集が開始されました。

PILOT専門進学塾では私大航空操縦・航空大学校受験対策、自社養成対策と有資格者転職対策といった多くのコースをご用意しております。

[告知] PILOT専門進学塾 2024年度 新規入塾 募集開始します

PILOT専門進学塾に入塾するためにはパイロット適性診断テストを受験していただく必要があります。

パイロット適性診断テスト特集

パイロット適性診断テストのご予約

パイロット適性診断テストのご予約は、パイロット相談室の「相談予約」にて承っております。

パイロット適性診断テスト特集

2023年度合格速報

2023年、PILOT専門進学塾・シアトルフライトアカデミー(PJ SFA)の私大パイロット養成コース(航空操縦)今年の合格者は・・・

  • 崇城大学5名(研究生-履修証明プログラム生-1名、パイロット特別選抜2名、一般選抜前期2名)
  • 第一工科大学2名(一般試験2名)
  • 東海大学1名(一般選抜)
    計8名合格

という結果でした!
またしてもPJ SFAの生徒は全員合格です!!(複数試験合格者含む)

皆さん本当によく頑張りました!

また、今年の崇城大学合格者の2名は未来人育成特待生制度「ミライクプレミアム」と「ミライク50」を勝ち取りました。昨年に続く快挙です!

ミライクプレミアムは入試の得点率と成績順位に応じて選考される特待生制度で、ミライクプレミアムを獲得しますと学費が全額免除となります。

また今年は、崇城大学の中でも自社養成訓練生並の実力がないと入学できないとされる研究生(履修証明プログラム生)の募集が2名あり、弊塾から1名がチャレンジし、見事合格しました!なお、もう一名の方は、PJ中部校に加盟している「飛鳥メディカルクリニック」福本先生の受検者様との情報が入っています。

ミライクや研究生に選ばれることは名誉なことでもあり、かつ、大変難しいことですが、生徒の並々ならぬ努力の結果、今年はPJ SFAから3名が合格をいただきました。

昨年は、私大受験生が多い年でしたので、計12名の合格。それに続いて、今年は8名となると、少し寂しい感じもしますが、そもそも入塾者数に波がありますので、むしろ来年受験生の方が多いため、今後にご期待頂けましたらと思います。私大のパイロット養成コース(航空操縦)は近年の受験者数増加により非常に難易度の高いものとなっていましたが、弊塾からの受験者数が少ないにも関わらず、これだけ多くの好成績を残せたのは、誠に素晴らしい結果と考えます。

生徒一人ひとりの努力が実ったこの結果に、PJ SFAスタッフ一同大いに感動しました。

合格されました皆さん、本当におめでとう!!