2022年3/19〜3/20 年度末PILOTグループワーク&合格者祝賀会
パイロット志望者の皆さまこんにちは。
JAMBO理事長・パイロット相談室相談員の冨村です。
先日、2022年3月19日〜20日にJAMBOが開校しております、PILOT専門進学塾・シアトルフライトアカデミー(PJ SFA)東京高円寺校にて年度末PILOTグループワークと合格者祝賀会が開催されました。
今年は私大航空操縦の合格者が非常に多いこともあり、参加者は例年より多かったのですが、生徒・教官共に常時マスク着用、こまめなアルコールと次亜塩素酸を用いた消毒を行い、徹底した感染対策のもと実施致しました。
今回はグループワーク&合格祝賀会の模様をお届けします!

年度末グループワーク
今年の年度末PILOTグループワークのテーマは「問題探求力・発想力を鍛えるグループワーク」です。
グループワークでは現役パイロットも訓練で使用している、B-737MAXのFTDを使用して与えられた課題に沿ってグループごとにフライトプランを練り、飛行訓練(ロールプレイ)を行いました。

飛行機はただ飛ばせば良いというものではありません。
燃料の消費量を考えたり、目的地までの天候、気圧配置など考えておかなければいけないことは様々です。
40年以上JALで機長を務めあげてきた教官の指導はとても適切なもので、一同は職業としてフライトすることの厳しさと、パイロットであるという実感を得ました。


ブリーフィングが終わったら、早速ロールプレイ開始です!
さてさて、各グループとも計画通りにフライトをこなす事が出来るのでしょうか・・・!?
真剣な眼差しでFTDを操縦する彼らの姿は、現役パイロットそのものです!
惚れてまうやろ〜(笑)

自分たちが計画した通りのフライトは果たしてできていましたか??
De-Briefingによる振り返りは現役パイロット達もフライトが終わるたびに必ず行う作業。
この繰り返しにより世界中の空で日々の安全航行が保たれているのですね!
プレゼンテーション
ブリーフィングを終え、ロールプレイ待機中のチームはその空き時間でプレゼンテーションの資料作りと発表の練習を行なっていました。
今回のテーマは「1年間、PJSFAで学んできたこと。目標策定から達成までの軌跡を振り返る」です。
自分が一年間何を目標として、どのように過ごし、そして成長していったのか。
今度は自分自身のDe-Briefingを行なっていきます。

PJの生徒一人一人に大きな学びがありましたが、皆が共通して学んだことは
- 「職業としてのパイロット」は大きな責任を負う職業である
- 絶対に諦めない気持ちを持ち続ける
- 仲間(ライバル)を信じ、共に進む事
これらのことが挙げられます。
技術や知識は勉強をすればなんとかなりますが、こうしたパイロットの真髄とも呼べるものに気がつき、自然と実行に移すことができるようになったことは最高の収穫です。
そして何より、同じ空を目指す仲間を見つけられたこと。
このかけがえのない財産は、きっと彼らのパイロット人生で大きな助けとなっていくでしょう。
合格祝賀会
今年は私大航空操縦受験者12名全員合格(内2名ミライクプレミアム、1名ミライク50)という大成果をみなさんは残されていきました。
この奇跡のような結果は仲間同士見捨てず、切磋琢磨して各々の能力を上げていった結果、必然であります。
そんな合格者一同をお祝いするために、ささやかな祝賀会を行いました!


今年合格された生徒のチームワークは、彼ら自身だけのものではなく、間違いなく航空業界全体の財産となっていくことでしょう。
そして、その先輩達の魂を継いで後に続く後輩達。
きっと未来の空は今よりももっと美しいことでしょう!
みなさん、本当におめでとう!!

