ひろゆきさんから学ぶ、賢い人と思われる正体

パイロット志望の皆さまこんにちは。JAMBOスタッフです。

このコラムをお読みの方はおそらくみんな知っているであろう「ひろゆきさん(以下、ひろゆき)」は、少し前までネットのヘビーユーザーしか知らないような、知る人ぞ知る人物でしたが、ここ数年でよく大衆メディアに露出してくるようになりましたね。

豊富な知識を背景に、世の中に蔓延っているけどなかなか声を出せなかったり、解決方法が見つからないような問題をバシバシと論理的に切っていく彼は、若者たちを中心に大人気です。

最近ニュースでも、ご意見番として登場しているひろゆきですが、実はどの分野においても公に認められた専門家(博士など)ではないのです。

しかし、彼の発言には妙に説得力があり、物凄い知識人であるように見えますよね。

なぜ、ひろゆきが多くの人からいい意味で勘違いされるのか。そのことについて考察してみたいと思います。

ひろゆきのどこが凄いのか

ほぼ毎日のようにメディアで見かけるようになった、元2ちゃんねる管理人のひろゆきですが、なんと若者から信頼されている人物ランキングが、あの有名YouTuberのHIKAKIN氏に次いで第2位になったりしています。

小学生流行語ランキングでは、ひろゆきの代名詞でもある「それって、あなたの感想ですよね?」が第1位に輝いています。

若者に人気の理由は、いつも大人たちから「常識」をロクな説明がないまま押し付けられてうんざりしているところを、合理的にばっさばっさぶった切っていく感じが気持ちよく映るんじゃないかなと分析しています。

実際、世の中の常識と言われているものは非合理的なものも多く、なぜそれが必要なのかを大人たちに説明を求めても、「ならぬものはならぬのです」くらいしか返せる言葉を持たない大人が多すぎるので、若者たちが納得できず、鬱憤がたまるのも理解できます。

それにしても、ひろゆきが優秀だなと思うのは、自身の知識や能力を最大限現実を生きるために使えているという点です。

豊富な知識をもとに、根拠のない発言をしている有識者(笑)を論破していく姿は、みていて痛快ですよね。

しかし、ここで面白いところは、そんな色んな知識を持つひろゆきの情報源も、主にネットだということです。

ネットの情報というと信憑性がないと思われがちですが、これも彼の名言である「嘘は嘘と見抜ける人でないと難しい」とあるように、ネットリテラシーがない人にとっては偽情報ばかり掴まされる危険な媒体ですが、ひろゆきのようにネットリテラシーが高く、分析力に優れている人にとってはネットほど良い情報源は他にありません。

確かに、ネットでは論文検索でもしない限り深い専門性はなかなか身に付きませんが、現実をうまく知る程度なら十分ということですね。

実際、ひろゆきの発言の中には、専門的には間違っていることも多々ありますが、それはアカデミックレベルの話で、現実的に実生活で対処するのには特に問題がないのです。

むしろ、専門的には間違っていることだとしても、実生活で応用するのには正しいこともあります。

その辺りの匙加減を計算しているのか、無意識なのか上手にできていて、とても賢そうに見られるようになっているひろゆきは凄いな、と感心します。

賢い人と思われる正体

RANGEという本(著デイビッド・エプスタインら 日経BP)では、「何か一つに専門特化するのって複雑な社会を生きるのには向いてないのでは?」という考え方が挙げられています。

パイロットになるにしても、航空系の知識一辺倒な人は、果たして良いパイロットと呼べるのかとも問うことができるかと思います。

パイロットが飛行機を飛ばす場合、航空操縦に必要な知識やスキルに加えて離着陸する空港がある地域、上空を飛ぶ地域の地理や歴史、文化なども考えなければいけません。

特に国際線の場合は目的地の国籍の乗務員も配属されている場合も多く、良いチームを築くためにも相手の国の文化や慣習なども理解しておかなければいけません。

また、パイロットは他職種に比べれば高収入ですから、投資など自身の資産運用についての知識がなければいけません。(よく分からないからと自分で勉強せず、銀行や証券会社、怪しげな専門家の言いなりになってしまっては大損してしまいますよ!)

また、万国共通、一つの専門知識を何十分、何時間と延々と他人に説明する人より、色んな情報の概要を分かりやすく説明できる人の方が「コミュニケーション能力が高い」として好かれる傾向にあります。

それに、アイデアを出すときにも幅広い知識が重要になることが多いです。

アイデアは、パッと出の思いつきだと思っている人多いのですが、実はアイデアは既存の知識の組み合わせであることがほとんどなので、そもそも多ジャンル知識がない人の発想はつまらないものになりがちなのです。

そうした、自身が持っている多くの知識を一瞬で組み合わせて、斬新なアイデアを出せるというのが、ひろゆきのような「賢い人」と周りから思われる正体なのです。

あまり賢い人アピールをしてしまうと鼻につく奴と嫌われてしまいますが、たくさん話の引き出しがあるコミュニケーション能力が高い人程度に留めておくと、社会生活を営んでいく上でとても良いのかなと思いますので、是非皆さんは色々なジャンルから貪欲に知識を吸収しつつ、現実世界でどう活かすか考えていって欲しいです。

【告知】崇城大学を分析・紹介 入学説明会・オープンキャンパスについて

【告知】 PILOT専門進学塾で行われるイベント紹介

11/5(日) 11時〜  私大パイロット進路相談会(前半の部)

パイロット私大進路相談会では、私大操縦進学希望者向けにパイロット入試の専門家が丁寧にご相談に応じます。

どんなパイロットになれる私大があるのか、私大操縦に進学するメリットとはなんなのか、自分にあった大学選びをしたい、そもそも私大操縦ってなんなのか。様々な疑問があると思います。

学校や、他のスクールでは習うことがない、その答えを相談会内で伝授しますので、どうぞご参加くださいませ。

当日は、現役パイロットが参加し、座談会形式で交流することができます。(20歳以上の参加者様のみ、同日19時頃から開催予定のパイロットを囲んでの懇親会にご参加いただけます)

対象者は中学生以上です。私大操縦進学を検討されているご本人のみの参加若しくは、保護者様1名様までご同席可能ですが、保護者様だけのご参加はできません。必ずご本人様がお越しください。

現役パイロットと座談会をしよう!! 11/5私大パイロット進路相談会(11/5前半の部)

11/5(日) 14時〜  自社養成&私大操縦パイロット進路相談会(午後の部)

自社養成&私大操縦パイロット進路相談会は、自社養成志望者と私大操縦進学希望者向けにパイロット入試の専門家が丁寧にご相談に応じます。

自社養成・私大操縦の基本情報の説明だけでなく、自社養成のための進路相談やインターシップ相談、SPI対策相談など、自社養成に特化した個別相談と、私大操縦のための進路相談、面接対策相談、学科相談など、私大操縦進学に特化した個別相談を実施致します。

自社養成についての事前情報を持っているのとそうでないのでは、合格率に大きな違いがあります。現在、自社養成受験を考えている方は、是非ご参加下さい。私大操縦志望者の方も同じく、事前に確かな情報をゲットして、対策するようにしましょう。

当日は、現役パイロットが参加し、座談会形式で交流することができます。(20歳以上の参加者様のみ、同日19時頃から開催予定のパイロットを囲んでの懇親会にご参加いただけます)

自社養成、または私大操縦進学を検討されているご本人のみの参加若しくは、保護者様1名様までご同席可能ですが、保護者様だけのご参加はできません。必ずご本人様がお越しください。

現役パイロットと交流できるチャンス!! 11/5自社養成&私大操縦パイロット進路相談会(11/5後半の部)

PILOT専門進学塾 2024年度新規入塾者募集開始

JAMBOが運営するPILOT専門進学塾・シアトルフライトアカデミーの2024年度新規入塾者の募集が開始されました。

PILOT専門進学塾では私大航空操縦・航空大学校受験対策、自社養成対策と有資格者転職対策といった多くのコースをご用意しております。

[告知] PILOT専門進学塾 2024年度 新規入塾 募集開始します

PILOT専門進学塾に入塾するためにはパイロット適性診断テストを受験していただく必要があります。

パイロット適性診断テスト特集

パイロット適性診断テストのご予約

パイロット適性診断テストのご予約は、パイロット相談室の「相談予約」にて承っております。

パイロット適性診断テスト特集

2023年度合格速報

2023年、PILOT専門進学塾・シアトルフライトアカデミー(PJ SFA)の私大パイロット養成コース(航空操縦)今年の合格者は・・・

  • 崇城大学5名(研究生-履修証明プログラム生-1名、パイロット特別選抜2名、一般選抜前期2名)
  • 第一工科大学2名(一般試験2名)
  • 東海大学1名(一般選抜)
    計8名合格

という結果でした!
またしてもPJ SFAの生徒は全員合格です!!(複数試験合格者含む)

皆さん本当によく頑張りました!

また、今年の崇城大学合格者の2名は未来人育成特待生制度「ミライクプレミアム」と「ミライク50」を勝ち取りました。昨年に続く快挙です!

ミライクプレミアムは入試の得点率と成績順位に応じて選考される特待生制度で、ミライクプレミアムを獲得しますと学費が全額免除となります。

また今年は、崇城大学の中でも自社養成訓練生並の実力がないと入学できないとされる研究生(履修証明プログラム生)の募集が2名あり、弊塾から1名がチャレンジし、見事合格しました!なお、もう一名の方は、PJ中部校に加盟している「飛鳥メディカルクリニック」福本先生の受検者様との情報が入っています。

ミライクや研究生に選ばれることは名誉なことでもあり、かつ、大変難しいことですが、生徒の並々ならぬ努力の結果、今年はPJ SFAから3名が合格をいただきました。

昨年は、私大受験生が多い年でしたので、計12名の合格。それに続いて、今年は8名となると、少し寂しい感じもしますが、そもそも入塾者数に波がありますので、むしろ来年受験生の方が多いため、今後にご期待頂けましたらと思います。私大のパイロット養成コース(航空操縦)は近年の受験者数増加により非常に難易度の高いものとなっていましたが、弊塾からの受験者数が少ないにも関わらず、これだけ多くの好成績を残せたのは、誠に素晴らしい結果と考えます。

生徒一人ひとりの努力が実ったこの結果に、PJ SFAスタッフ一同大いに感動しました。

合格されました皆さん、本当におめでとう!!

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