お子様がパイロットになる よくある相談8選【保護者様向け】

パイロットになりたい!、、、と目を輝かせるお子様。

嬉しい反面、どうしたらいいのだろう、とお悩みの、全国のお母様お父様こんにちは!理事長・パイロット養成コンサルの冨村です。

子供には、自分が歩みたい道に進ませたいし、思いっきり挑戦させてあげたい!!でも…あとで辛くなるような事はさせたくない。

だって、ここまで大切に育ててきた子供だから!!保護者様のお悩みはグランドキャニオンより深い!

もしかしたら、夢を膨らませるご本人様よりも、辛いのは保護者様なのではないかとも思います。

 

安心してください!冨村にも大切な娘がいます。

その辛さを完全に分かる、とは決して申し上げませんが、少なからず人の親として、常にお子様のことを最優先に考えて大切にされてきたお母様お父様の悩ましいお気持ちは理解出来ます。

そんなお悩みを抱えてしまったお母様お父様の味方でもありたく、このコラムを書いてみました。

 

まずは、よく聞かれるお悩み相談を8ケースに分類し、お子様がパイロットを目指すということを考察してみたいと思います。

 

パイロット相談室では、全国のお母様お父様から、連日、たくさんのお悩みが寄せられています。特にその中でも特に多いお悩みからご紹介させていただきます。

 

この記事で解消できる不安は次の8つです。

  • 子供がパイロットになりたいと言い出しているが、パイロットの適性があると思えない
  • パイロットになれる確率は低いのではないか
  • パイロットになるまでにお金がかかる
  • 子供がパイロットになりたいと言っているけれど、本気になれない
  • パイロットになれる確実な方法で行かせたい
  • 本気で目指したのに、パイロットになれなかったショックが心配
  • パイロットになって以降に身体検査で不適合になったら
  • 後で進路変更したら、無駄になってしまうのか

パイロット適性診断テスト特集

目次

よくある相談1:パイロットの適性があると思えない

保護者

子供がパイロットになると言い出しまして、うちの子供がパイロットの適性があるのか心配。もしPILOT専門進学塾に入塾するとしたって、3割は途中で諦めてしまうのだとしたら、自分の子供こそが、まさに3割に入る気がして怖いんです。

自分のお子様のことだからこそ、お母様お父様のお立場で、普段からよくご覧になっているからこそ、特に心配になることだと思います。

 

お悩みを解決する前に、まずパイロットの適性という観点から考えてみましょう。

 

パイロットの適性は多岐に渡ります。大きく分けて、身体的適性、技量的適性、知能的適性(主にIQ)、心的適性(主にEQ)の4つと考えますが、身体的適性を除いた3つについて、特に鍛えていく必要があると考えています。

  • 鍛えるべきパイロット適性の1つ目:技量的適性
  • 鍛えるべきパイロット適性の2つ目:知能的適性(IQ)
  • 鍛えるべきパイロット適性の3つ目:心的適性(EQ)

まず、身体的適性については、第一種航空身体検査証明に適合することが大前提であり、これを満たさなければ正直パイロットになることは厳しいのですが、普段から投薬治療を受けていたりしない、健常なお若い方なら、その9割が適合すると言われる第一種航空身体検査基準ですから、最初から過度に心配する必要はないでしょう。

 

もし投薬治療を受けていたり、過去の治療歴や、眼科系でご心配があるならば、適合となる場合もあるため、ダメと決めつけずにパイロット相談室にて、福本医師・山口医師に相談をすべきと考えます。

 

また航空身体検査についての知識を正しくアップデートしておくことで、過度な心配をせず、正しく心身を整えることが肝要です。

鍛えるべきパイロット適性の1つ目:技量的適性

一昔前までは技量適性に比重が置かれていましたが、航空機の技術も進歩し、今では知能的適性(IQ)、そして心的適性(EQ)が大半となっています。

実際、パイロット相談室で行っているパイロット適性診断テストにおいても、技量適性検査はオプションとなっていたり、PILOT専門進学塾に入塾された以降も、適性検査対策を実施する必要性もほとんど無くなっています。

事前にフライトシミュレーターなどゲームをやりこんでしまった方や、グライダーなどに乗ってしまった方は、むしろ要注意です。(受験前に確認が必要となります)

技量的適性は、全体評価の1割程度と考えれば十分です。

鍛える方法は簡単。日常からパソコンを使い込むこと。システムを操る感覚を、若いうちから習得すべきと考えます。

PILOT専門進学塾においても、パソコンは日常的に使って頂くような授業の流れとなっています。

なお、スマホやタブレットは便利ですがシンプル過ぎます。パソコンの方がはるかに複雑で高度なシステムが動きますので、ちょうど良いトレーニングになるのです。

また、自分の知らない世界にて自ら計画を立てて旅をすることも技量適性を鍛えることに繋がります。

地図を見る力、方向感覚、スピード感覚など、パイロットに必要な能力ばかりです。

鍛えるべきパイロット適性の2つ目 知能的適性(IQ)

IQが高い人の特徴は、想像力が豊かで頭の回転が速かったり、思考する習慣があり本質を見極めることが得意、などあります。

IQは生まれ持った能力でもあり、一般的には開発が難しいとされていますが、一部は鍛えられると冨村は考えており、それをPILOT専門進学塾の専門指導の中で行っています。

実際に、そのことの大切さに気づいた方は、成績の伸び方が違います。

鍛えるべきパイロット適性の3つ目 心的適性(EQ)

EQとは、Emotional Intelligence Quotientの略で、心の知能指数とも言われており、他人の感情にも寄り添い、自分の感情を上手にコントロールできる能力とも考えられます。

EQが高い人の特徴としては、思いやりの心があり傾聴力があることや、いつも冷静に、粘り強く物事を遂行する、などあります。

このEQについても、鍛えることが可能で、PILOT専門進学塾の専門指導の中で行っています。

またEQを鍛えることで、こちらもまた成績の伸び方が変わってくるのです。

EQと勉強は別物と考えていたら、それは大間違いなのです。

適性がないのではなく、適性を鍛えていないだけ

以上、鍛えることができるパイロット適性について、3つに分けてご紹介しましたが、お母様お父様のお悩みである「適性がないのでは?」については、日本の教育構造であったり、ご家庭での嗜好の偏りなどもあって、バランス良く鍛えられていないから、と考えるべきかと思います。

 

パイロットの適性を総合すると、よく「バランス力」と言われると思います。

人間は生まれながらに基本的な性格や能力を持ち合わせ、育っていく過程で、そのシチュエーション毎に、その性格や能力のバランスを考えながら、出したり引っ込めたりして、行動に繋げています。

つまりバランスの取り方が個性となるのです。

 

このバランスの取り方に偏りがあるから、お母様お父様から見ても、我が子の不甲斐なさに、ついつい苛立ってしまったり、不安を感じたりするのだと思います。

適切なバランスであるかどうかを、自ら気付いて調整できるかどうかが大切であり、それには、適性を鍛えることが肝要です。

 

パイロットの適性を鍛える結果、学力や人間力が上がる

お子様の日常をご覧になられて、学力不足など感じられて不安になることもあるでしょう。

でもその能力不足は、気合いだったり、根性だったりが解決するものではありません。

バランス力、という言葉はとても難解な言葉ですが、理解してしまえば、的を得ている言葉なのです。

お子様の適性のなさを心配されるのであれば、なおさら鍛えないといけない、ということではないでしょうか。

せっかく挑戦したいことが見つかったのなら、やる気を信じて、鍛える方向に仕向けることで、変わっていくキッカケになるのではないかと思うのです。

我が子の成長を喜んであげたいと思いませんか?

パイロットは子供の時から優秀という誤解

パイロットは子供の頃から優秀だったのだろう、とよく言われるのですが、様々な現役エアラインパイロットに聞き取り調査をした結果、全くそんなことはないことが判明しています。

小さい頃は遊んでばかり、といったパイロットの方が圧倒的に多いのです。

学校や学習塾の勉強から学ぶよりも、遊びだったり冒険することから学ぶことの方が多いのかも知れませんよ。

大切なお子様だからこそ、物事の善悪がわかるようになったら、「獅子の子落とし」「かわいい子には旅をさせよ」ではないですが、親も一歩引いて見守り、成長を喜ぶことも大切かと思うのです。

結果、成績が下がり、失敗しても、それは本人のバランスの悪さが原因。

失敗してこそ、バランスの取り方がわかることもあるのではないでしょうか。

実際、パイロットは若いうちに何度も失敗を経験してこそ、決して諦めない、というパイロットになくてはならない資質が身に付くのです。

よくある相談2:パイロットになれる確率は低いのではないか

保護者

夢を追うことも大切だけど、現実を考えることも大切。パイロットになることは確率論から非現実的すぎる。

大切なお子様の将来がかかっているわけですから、そのお気持ちもすごく共感します。

現実を正しく見るからこそ、確率も正しく計算する必要があるように思います。

一般的にパイロットになる確率 わずか1%

まず最大難関と言われる、自社養成採用試験ですが、応募数は一社あたり5000人以上と言われており、約100倍の高倍率となります。

次に航空大学校や私立大学(航空操縦)の受験者数は合わせて3000人ほどとなります。

以上から算出するに、受験をするしないに関わらず「パイロットになりたいな」と思う方は、ひと学年あたりで、15000人〜20000人と推定しました。

ひと学年あたりの日本の人口は約100万人と言われておりますので、1〜2%未満がパイロットになりたい人、と言えるでしょう。

一方でパイロットになる人数は、日本航空協会発行の「数字で見る航空2022」によると、1年間で250人程度となりますので、2%未満(1%台)であることになるのです。

 

我がPILOT専門進学塾・シアトルフライトアカデミーの就職進学率は71%

PILOT専門進学塾・シアトルフライトアカデミーの就職進学実績によると、ここ10年間、途中退塾者を除くほぼ全員がパイロットに合格しています。

つまり、就職進学率は71%、途中退塾者の割合は29%です。(2008年以降の累計)

一般的にはパイロットになれる確率が2%未満なのに、どうしてPILOT専門進学塾・シアトルフライトアカデミーに所属すると71%になるのでしょうか。

それはズバリ、正しくパイロットを目指していたから、です。

正しくパイロットを目指すとは?

誰しも、正しくパイロットを目指したい、と思うことでしょう。

でも、確実にパイロットになる方法は、なかなか表には出てきません。

なぜならば、一人ひとりに合ったなり方があるので、こうすればなれる、みたいな話は眉唾だからです。

よく現役パイロットを自称される方が、「こうしたら良い」「こう回答したら正解」、みたいな情報を発信されていますが、そのやり方では結果的に全員が合格していません。

なぜならば、正解は人によって違うし、正解は複数あるからです。

正しくパイロットを目指すということは、その人に合った進路選択、鍛え方、進むペース、タイミングがあり、それを見極める専門家が常に寄り添って、相当な時間数をかけて一緒に戦術を考える必要があると思うのですが、いかがでしょうか。

 

高い就職進学実績は、パイロット適性診断テストで優秀な方しか入塾させていないからではない

よく誤解されるのが、PILOT専門進学塾の入塾判定にも使われている、パイロット適性診断テストで、優秀な方しか入塾させていないから、結果的にパイロットになる確率が高くなるのでは?という点です。

パイロット適性診断テストの受験者で、いわゆる入塾いただけないようなF評価が出る方はほとんどいらっしゃいません。

つまり入塾をお断りするようなケースはほぼゼロです。

ただ、一つ言えることは、パイロット適性診断テストを受験される方は、本気でパイロットを目指している方の割合が多いように感じます。

つまり、本気でパイロットを目指す、という姿勢が、パイロットになれる確率を上げているとも考えられるかと思うのです。

でも本気でパイロットを目指す方が、学業優秀な方とも、適性を備えた方とも限りません。

パイロット適性診断テスト特集

それでも気になる残りの29%はどうなるの?

29%は自ら選んで、途中退塾される方ですが、その理由は人それぞれです。

必要な学力が足りずに辞める方、パイロットを目指し続けるための学費が払えず辞める方、身体検査に不安があり辞める方などなど理由はさまざまですが、大抵の方が、複数の理由を抱えてパイロットを目指すことを辞められます。

この点の解決策として、PILOT専門進学塾では2022年より、メインはパイロットですが、航空技術職(航空整備士・航空管制官・グランドハンドリングなど)も並行して目指すコースを開設しました。

就職は消去法

お母様お父様にお尋ねします。

誰しも社会人となり、何年も経ってから振り返ってみると、「就職は消去法」だったと思えませんか?

卒業生である現役パイロット複数にも聞き取りしてみましたが、パイロット以外にやりたい仕事がなかった訳ではなく、たまたまタイミングや条件が合わずに、選択肢を減らしていったら、結果残ったのがパイロットだった、という方がほとんどでした。

意識的にパイロット以外の選択肢を、理由をつけて減らしていることもあるとは思います。退路を断つことも大切だからです。

でも、例えば身体検査や学費の不足など、努力しようにも出来ない事も存在することも事実です。

だからこそ、お子様の人生設計のために、パイロットを目指していながらも、最低限の選択肢は残しながら歩んでいただくことも大切に思えます。

実はパイロット以外の就職進学実績もあるPILOT専門進学塾・シアトルフライトアカデミー

2022年の航空技術職コース開設以前にも、実はパイロット以外に就職・進学したケースはたくさんあります。

航空会社の総合職に配属された方や、鉄道会社や大手商社などに進まれた方もいらっしゃいます。

私立大学(航空操縦)に合格したのに、学費などの問題もあって辞退(他学部に進学)された後に、自社養成パイロットで合格された方もいらっしゃいます。

パイロット以外の道の就職支援(就学支援)も実施 つまりアフターフォローも万全

塾生が途中でパイロット以外に進路変更しても、退塾する必要は全くありませんし、退塾しない方が次の進路で有利に働くケースが多いです。

そもそもPILOT専門進学塾・シアトルフライトアカデミーで行っている専門指導は、前述の通り、知能的適性(IQ)と心的適性(EQ)を鍛えることが目的であることと、一人ひとりに寄り添った、オンリーワンシラバスであることから、他の進路であっても、十分に対応できるのです。

パイロット以外でも、大手企業に採用が決まることから、私共はスーパー就活塾であると自負しています。

パイロットを目指すことに無駄はない

パイロットを目指して頑張っていても、様々な理由からパイロットにならない選択をすることもあると思います。

でもそれは、一度はパイロットを目指して頑張ってみたからこそ導き出せた結論であって、努力する以前にパイロットを諦めた方とは大きく違うのではないでしょうか。

パイロットになるということは、操縦などを学ぶ以前に、鍛えるべき能力がたくさんあります。また、知識も幅広い知識や思考能力が求められます。

パイロットを目指す過程で習得した実力は、他の職業に就いても必要とされる能力であり、結果、生きる力を育むことに繋がっているのです。

決して無駄はありません。

ただし、自費で訓練を始めてしまってからパイロットになることを止めたのでは、訓練に投じた費用を取り戻すことは出来ないでしょう。

だからこそ、訓練校選び(大学選び)は慎重になるべきで、表面的な情報を鵜呑みにするのではなく、専門家も交えた正しい理解が必要に思います。

確率論を考えるからこそ、お子様には、表面的で中身のない教育ではなく、目的意識を持った教育を受けて、将来の日本を支える優秀な人材に育っていただきたいですね。

よくある相談3:パイロットになるまでにお金がかかる

保護者

我が子の夢は応援したいけど、パイロットになるまでお金がかかる・・・

全く、その通りです。お子様が一般的な学部に進学するよりも、お子様がパイットになることにはお金がかかります。

ではどの程度かかるのでしょうか。

パイロットになるまでの学費・訓練費・生活費・投資額・合格率

高校卒業後(進路決定後)からエアラインパイロットになるまでの学費・訓練費・生活費・投資額と、合格率を、以下表にまとめました。

<条件1>
自社養成採用(航大進学)の場合には、合格者の大半がエントリーシートにて申告している長期留学(海外滞在)経験を踏まえて、長期留学の条件となる半年間以上アメリカまたはイギリス滞在する前提でその費用(400万円と想定)も加えて表示しています。

<条件2>
投資額は、パイロットになるためにかかる追加費用を表しています。自社養成の場合は訓練費が会社負担のため、実質ゼロになります。平均的な私大に4年間(+長期留学)通うとしたら、1600万円かかることから、その差額を実質的な投資額と算出しています。

<条件3>
文系学部進学の場合は総額が安くなりますが、大学進学後に理系科目を勉強するとその分費用が発生することから、理系文系の差を付けずに計算しました。

 

パイロットになるまでの費用は多額ではあるが、費用対効果を考えると優遇されている

はい、ご覧頂きました通り、パイロットになるには多額の費用がかかることが分かりました。

しかし、実質的な投資額が、パイロットになるための追加費用と考えられるので、費用対効果を考えれば、パイロットを目指すということは、実はかなり優遇されていることが理解いただけるかと思います。

エアラインパイロットの年間給与額は、給与所得者の中ではトップ1位2位を争うほど上位に入り、機長の最高年収は3000万円を超えます。一般的な給与所得者と比較し、仮に年収が1000万円高いのであれば、30年間で3億円の生涯年収の差額が出ることになります。

所得税で減ることを考えても、パイロットになるという投資は、決して損ではないことが分かります。

比較的オススメなのが私大航空操縦 航大は不景気時にオススメできない

これらの中でも比較的オススメなのが、私大航空操縦への進学です。

私大航空操縦は、開始してから20年近くが経過し、今では航空業界になくてはならないパイロット供給源となっています。

大学にもよりますが、各航空会社が積極的に、各大学に出向いてまで採用活動を行うなど、航空会社から一定の評価を得ています。

 

一方で航空大学校への進学は、追加費用がさほど高くない割に、一見合格率が高いように見えますが、航空大学校から航空会社への採用時の就職率が特に不景気の時に良くありません。

 

日本航空協会発行の「数字で見る航空2022」によると、令和2年度、航大から主要航空会社17社(入っていないエアラインは、フジドリーム・IBEX・ORC・天草)に供給されたパイロット数は、新卒で33名、既卒で11名でした。同じく令和3年度は、新卒65名、既卒4名。

航大生は108名募集されていることから、ほぼ同数が入学しているとするならば、就職率は40%〜64%ですので、不景気の際にはエアラインに採用されにくいと言っても過言ではないかと冨村は思います。

私大航空操縦から航空会社への就職率は、大学にもよるのですが、60%〜90%と推定されるため、航大よりも不景気には強いと言えるでしょう。

 

ちなみに、どうして航空大学校が不景気に弱いかというと、航空大学校(国土交通省航空局)も公表していることですが、航大生を航空会社が採用するということは、航空会社が訓練費の一部(1200万円)を負担する、という意味になるからです。

 

今回のような新型コロナのみならず、原油高や不景気や戦争など、航空会社は外的要因(イベント)に弱いため、そういった事態には、訓練費などパイロット養成にかかる費用をギリギリまで削減するのが手っ取り早いのです。

 

航空会社にとって、有資格者パイロット(航大生)を不景気時に採用するということは、雇用した人数分の人件費負担が増えるだけでなく、航大の費用一部負担がさらに乗って来るということもあって、及び腰になるのも頷けます。

 

以上から、費用対効果を考えると、2022年現在では、私立大学航空操縦に軍配が上がると冨村は結論づけます。

 

ただし注意していただきたいのが、お子様が既に大学生以上の方の場合。

その場合には、なるべく、自社養成→航空大学校→私大航空操縦、の順番で受験すべきです。その理由は長くなりますので、パイロット相談室にて承ります。

 

子供の夢をコミットする 操縦資格取得は先行投資である

物理学者・気象学者で、アメリカ合衆国建国の父の一人、Benjamin Franklinは次の名言を遺しています。

「An investment in knowledge pays the best interest.」
訳:知識への投資は、最高益をもたらすだろう。

また、アメリカの起業家、Jim Rohnは次の名言を遺しています。

「Formal education will make you a living. Self-education will make you a fortune.」
訳:学校教育は生活を維持するために、自己教育は裕福になるためのものである。

偉人が遺した名言にもあるように、パイロットになるための費用、すなわち操縦資格取得費用は、先行投資であると言えます。

お子様には、年齢的に考えて、お母様お父様よりも長い人生が残されていて、可能性がまだまだあります。

 

先行投資をするならば、少しでも低リスクで、利回りの良いものを選ぶべきです。

 

お子様の夢を、一緒にコミットしてみませんか?

 

よくある相談4:パイロットになりたいと言っているけれど、本気になれない

保護者

パイロット、航空業界、行かせたいじゃないですか!本人も行きたいと言っているけど、まだ本気になれないようで・・・

お母様お父様が、大切なお子様に賭けたいお気持ちはよく分かります。

今まできっと、お母様お父様が、お子様も一緒に、皆さんで夢見てこられたのだと思います。素敵な夢ですね!

でも、冨村はこう思うのです。

 

お子様の気持ちが固まるまで、周りが待つことも大切。

なぜならば、誰の人生なのか考えたら、それはお子様本人の人生だからです。

 

お子様が自分の力で歩み出すのを待つことも親の役目

これからの長いパイロット人生、努力をするのは本人であって、どんなに厳しい道のりであっても、どんな試練が待ち受けていても、変わってあげることも出来ません。

 

前述の通り、パイロットはバランス力が必要です。

幅広く視野があり、経験があり、度胸も人を大切に思う心も必要です。

これらを養っていくためには、変わっていきたいと思えるキッカケが大切に思います。

PILOT専門進学塾に入塾された方は、塾生の年齢が広いことや、卒業生の先輩方からご指導いただけることもあって、キッカケが多い塾だと思います。

お子様はきっと、そのキッカケがあったら、自ら前に進み出すかも知れません。

歩み出すタイミングも人それぞれ 無理強いしてもいけない

前述の通りで、PILOT専門進学塾は、2022年からパイロット以外の選択肢も積極的に残せる「航空技術職コース」をスタートします。

お子様は、もしかしたらパイロットは、自分にとって(現時点では)ハードルが高すぎると思っていらっしゃるのではないでしょうか。

航空業界は確かに夢があって、やりがいのある職場ですが、ハードルが高いと思ったら、なかなか積極的に歩み出せないこともあると思うのです。

キッカケさえあれば、いずれ歩み出せるとするなら、最初は無理をしないで、ハードルを下げて始めることも大切に思います。

きっとお母様お父様と同じく、お子様も航空業界に何らかの興味があることは間違いないのでしょう。

だからこそ、少しずつ始められてはいかがですか?

自己肯定感を高めることも大切

お子様と一緒に夢を温めているお母様お父様。

もしかしたら、お子様の成績の伸びについて、焦りを感じられたりしていませんか?

前述の通り、パイロットが皆小さい頃から優秀なのでは?という勘違いもあると思います。

成績や偏差値は、あくまでもお子様の一面を切り取ったに過ぎず、そう言ったものに評価されない魅力や能力がきっとあるはずです。

一般的な評価に焦らず、お子様の素晴らしい点を、褒めて伸ばして欲しいと思います。

まず自己肯定感を高めること。

お母様お父様のみならず、周りの大人皆が、お子様自ら挑戦しようとする勇気を温かく見守ってあげる我慢が必要です。

失敗を恐れず色々なことに挑戦させてあげてください

失敗をすることは成長に繋がります。

失敗を恐れてはいけません。

若いうちにたくさん失敗を経験することが、パイロットになってからのバランス力を育てることになります。

不安に思う前に、まずはお母様お父様が、お子様から子離れする勇気を持ちましょう。

特に女の子をお持ちのお母様お父様。

男女関係なく社会進出する今の世界です。

男は度胸、女は愛嬌、なんて言葉はもう死語。差別用語にすら聞こえます。

社会で活躍するには、性別に関わらず度胸が必要だと思いませんか?

お子様の度胸を育てるには、まずはお母様お父様から度胸を見せないといけないのではと思います。

よくある相談5:パイロットになれる確実な方法で行かせたい

保護者

少しでも確実性のある道で行かせたいと思うからこそ情報が多くて迷います。

確実性という言葉は少し危険な気がします。

多額の費用がかかるため、お気持ちはわかりますが、どんなに素晴らしい進路選択でも、結果的には、お子様の頑張り次第なところがあります。

100%はない、ということは予めご理解いただかなくてはなりませんし、状況が刻々と変わっていますので、専門家が付いたとしても、進路選択を担保できるものではありません。

 

ただ、最新情報の提供と分析、そしてお子様に合った戦略を考える点では、私共は自信があります。

パイロット相談室、PILOT専門進学塾・シアトルフライトアカデミーの専門家集団は、アナリストでもあり、ストラテジストでもあるのです。

情報を整理し、正しく分析するには、長期間にわたり業界と歩んできた実績、そしてパイロット養成の長い歴史とその変化を知り尽くしていることが大切です。

分析できていない情報ばかりがネット上に溢れる今だからこそ、その情報を正しく読む力が必要とされるのではないでしょうか。

よくある相談6:本気で目指したのに、パイロットになれなかったショックが心配

「狭き門だからこそ、本気で頑張ったのになれなかった時のショックが心配」

パイロットは狭き門と言われることが多いですが、簡単にはなれませんが、可能性を減らしているのは、航空会社や大学が入り口を狭くしているからだけではなく、パイロット志望者自身がパイロットになれないと決めつけて自ら脱落していくからとも言えます。

つまり狭き門という言葉も、半分合っていて、半分間違いです。

受験者の大半が現実を生きていない 本気で挑戦していない

例えば自社養成採用試験を受けられる方の大半は、正直、本気さが見えてきません。

きっと受験者の大半は、パイロットや航空業界でなくてもいいのだと思います。

こだわりがないと言えば聞こえがいいですが、まだ自分自身を深く考えることが出来ていない、つまり現実を生きていない、そのように感じるのです。

自分自身が分かっていない方は、社会も分かっていないし、社会に出る意味も、生きる意味もぼんやりされているのでしょう。

これでは、パイロットに限らず、重責を担う仕事は出来ません。

一方で、もしお子様が本気でパイロットになるために取り組んでみたら、それは現実を生きた証であり、その途中経過にこそ意味があるのではないでしょうか。

努力は必ず正当に評価してくれる人が出てきます。

その努力が実りパイロットになることができれば、最高の結果ですし、どうしても努力できない要素(例えば身体や費用面)でパイロットを最後に諦めたとしても、普通なら挑戦する前に諦めてしまうようなものを、ギリギリまで挑戦し続けた、現実を踏み締めて歩んできた、その証が残っているではないですか。

本気になって頑張ったからこそ、後悔のない人生が送れるのではないでしょうか。

パイロットになりたいのに、周りが応援せず、本気になれなかったら、きっとお子様は、成長されてからも、その夢を捨てきれず、結果的に、どこかで悔いが残る人生になってしまうのではないかとも思えます。

なかなか努力できない要素① 航空身体検査不合格の意味

航空身体検査は厳しいので、パイロットになりたくても半分は落ちる、みたいな質問を受けることが多いです。

確かに、自社養成パイロット採用試験の身体検査通過率は半分以下。航空大学校の身体検査通過率も6割程度・・・

パイロットになるには、身体検査で半分が落ちると噂されてもおかしくない通過率ですね。

でも、実際には異なります。

まず、エアラインパイロットである限り適合していなければならないのは、第一種航空身体検査基準です。

こちらは前述の通り、健常な方の9割程度は適合すると言われているものです。

余談になりますが、途中で病気になるなど不適合になった方を条件付で適合とするための審査会の通過率も9割程度。さらに、エアラインパイロットが、身体理由で定年前にパイロットを辞める割合は1割程度(つまり9割が残る)です。

ですので、何か身体的な悩みがあるわけではないのに、第一種航空身体検査を受検する必要はありません。

やるべきなのは、健康について正しく学ぶこと、航空身体検査を過度に恐れないことです。

PILOT専門進学塾の身体検査担当教官であり、パイロット相談室の相談員も務める福本正勝 先生(医師)は、ネット上に溢れる航空身体検査情報の半分以上が根拠のないデマだと言います。

特に、航空身体検査の時に、こうしたら通過するみたいな対策は、全て間違い、と仰っています。それだけ、身体検査は対策できるものではないし、してはならないのです。

検査医は、それら対策を見抜くために、普段から研修を重ねているわけです。

プロを甘くみる人が、プロになれるわけありませんし、それこそ身体検査不適合(精神異常)です。

第一種航空身体検査基準と、会社内の採用基準は異なる

9割程度が適合する第一種航空身体検査基準ならば、どうして採用試験ではもっと多くが不合格になるのでしょうか。

それには2つの理由があります。

一つ目は、特に自社養成採用試験では、100人のうち1人を採用する試験ですから、身体検査の通過の段階でも、身体検査内容問わず、通過できる人数が決まっている、ということです。仮に身体検査で落ちたからと言って、身体検査が理由ではない可能性が高いです。

 

二つ目は、会社内の採用基準は、第一種航空身体検査基準とは別物ということです。会社内の採用基準は、社内の機密事項です。社外に漏れることはありませんし、指定医でもご存知の先生は社外にはいないと言われています。

会社内の採用基準は第一種よりも厳しくしてあります。第一種は、定年までクリアし続ける基準だと考えれば、まだまだ若い方に同じ基準なのはおかしな話だからです。

 

航空会社が一人のパイロットに生涯かける訓練費は、総額3億円とも5億円とも言われていますが、それだけ費用をかけるからこそ、訓練費を投じたのにパイロットになれないリスクは、会社にとっても重視しなければならないため、身体検査についても離職リスクの一つとして厳しく見ているのです。

 

実際には、パイロットの離職理由の大半が、人間関係の悩みや、個人的な理由(会社が合わないなど)が大半で、次に、身体、お酒、お金、スキャンダルなどが続きます。

 

つまり、身体だけをリスクとして見ているわけではなく、むしろ人間性の評価の方が遥かに大切だということです。

 

100人のうち1人を採用するANAやJAL自社養成ならまだしも、大手子会社や、新興航空会社やLCCが、会社内の採用基準を定めていると、人間性の評価の高い(離職リスクの低い)、優秀なパイロットを取り損なう可能性が高いのではないでしょうか。

 

事実、大手2社と、その一部子会社以外では、社内の採用基準を設けず、第一種航空身体検査基準さえ持っていれば構わない、として採用試験を行なっているのです。

 

私大航空操縦のほとんどが、同じ理由から、第一種相当という基準で合格を出しているのです。

「航空身体検査は努力できないから、パイロットになれなかったらショックだろう・・・」

 

そう思われる、お母様お父様のご不安はごもっともですが、9割が適合するのなら、過度に恐れずに、まずはチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

また、少しでも身体検査が心配な方に、的確なアドバイスをしてくださる、専門医がついているPILOT専門進学塾に入塾された方が安心ではないですか?

 

なかなか努力できない要素② 学費・訓練費が用意できないかも

学費・訓練費が用意できない可能性があるからこそ、パイロットになりたいと話しているお子様と、計画性を持ってパイロットになる方法を探るべきと思います。

 

ご家庭の経済状況もあるとは思いますが、一般的には、高校卒業後、極力浪人期間を短くして、私大航空操縦に進むのが、一番安上がりにはなります。

 

大学を二つ出るのは、いささか時間的な無駄が多くなり、ご家庭の負担も相当増えるからです。無論、お子様のペースもありますので、その時間が成長のために必要ならば仕方のないことですが。

 

学費・訓練費は、全額貯金などで賄えれば良いのでしょうけど、現実問題、それができているご家庭はかなり少ない印象です。

ほとんどのご家庭が、奨学金のほか、訓練ローン、学費ローンを組んで工面されています。

 

ローンを借りるときには、お子様の名義で借りる事はできませんので、お父様などの名義で借りることになるわけですが、もし借入時に名義人の収入が見込めない可能性があると、当然、ローン審査は下りません。

 

例えば、ローンを借りる際のお父様のご年齢、定年退職までの期間なども踏まえて、計画的に進学のチャンスを考えるべきですし、お子様のためにも、その点をお話ししておくべきかと思います。

 

よくある相談7:パイロットになって以降に身体検査で不適合になったら

保護者

入学試験や採用試験の際の身体検査をさほど怖がらなくてもいいことは理解したけど、仮にパイロットになれても、その後で身体検査がダメになったら無職になってしまうじゃないですか。親からしたら、そんな不安定な人生は送らせたくないんです。

パイロットになったのに途中でダメになったら・・・

お母様お父様の心配は尽きません。でもご心配はごもっともです。

まず、先ほどお話しした話になりますが、、

パイロットは60歳定年まで健康維持の日々

エアラインパイロットになったら、60歳の定年を迎えるまで、第一種航空身体検査基準を適合させていないといけません。

さらに60歳定年以降は、加齢乗員としてパイロットを続けることもできますが、身体検査の基準はこれまでよりさらに厳しくなります。

 

こうした身体管理の大変さは、パイロットになるまでの身体検査の厳しさ?よりも、ある意味、もっと大変なのではないかと思います。

 

結論から言えば、健康維持のための軽いスポーツや、バランスの良い食生活が大切で、慣れてしまえば、日々のルーティーンとなっていくのですが、ごく一般的な会社員と比較すれば、なかなかストイックな生活ですね。

 

パイロットになった人には会社が手厚い保護をする 審査会とは?

そんなパイロットの健康管理、そしてパイロットとして定年まで働いてもらうことは、パイロット本人だけではなく、会社にとっても至上命題です。

 

それは前述の通りで、パイロットが機長になって、定年までの間に、3億とも5億とも言われる訓練費(先行投資)を回収することが、会社の目的の一つでもあるからです。

 

パイロットになるまでは、会社(大学)から厳しく見られ、落とされるパイロットですが、一旦パイロットとして採用されてしまえば、立場がイーブン(平等)に。

 

パイロットは会社から健康管理のため手厚い保護を受け、会社とパイロットは、健康維持、そしてパイロットを続けるための、いわば協力関係になるのです。

 

会社内の健康管理のための様々な方策については、長くなりますのでここでは触れませんが、万が一不適合になった時は、このままでは乗務ができませんので、乗務に戻すために様々な手を尽くします。

 

審査会がその例で、航空身体検査基準上は不適合でも、乗務に支障がないことを判定していただけるように、会社も準備を進めてくださいます。

 

その審査会通過率が、およそ9割なのです。

 

ロスオブライセンス(LOL)という保険もある

エアラインパイロットが加入する保険に、ロスオブライセンス(LOL)という保険もあります。

 

これは、怪我や病気などによって障害が残り、パイロットを続けることが出来なくなった場合、最長で68歳まで、所得補償を行う保険です。詳しくはこちら

 

この保険は、仮にパイロットを辞めて、航空会社内にて他の仕事に就く、いわゆる職種転換であっても、所得が2割以上減少しているならば保険適用されます。

 

したがって、パイロットになってから、身体検査が不適合になって乗務復帰できなくなっても、所得は最低限補償される、ということになります。

 

所得補償だけでなく、働きがいのある次の仕事を見つけることも大切

パイロットとして生きがいを感じながら生きてきたのに、突如、身体理由でパイロットを辞めることになる・・・

それは確かに無念だと思います。

お子様がそうなったと考えたら、お母様もお父様も心が痛いですね。

でも、冨村は逆に考えます。

パイロットは、仕事柄、バランスの良い考え方ができる人です。

無念さはあるでしょうけども、今までの才能を活かして、すぐに次のことを考えて動き出す方が多いと聞いています。

辛い時にこそプラス思考に変われる・・・それがパイロットらしさです。

身体理由でパイロットを辞めた方は、以下の道に進む場合が多いと感じます。

 

身体理由でパイロットを辞めた方がすすむ次の道① 航空会社内でSIM教官

パイロットとしては乗務できなくなっても、シミュレーターなら飛ばすことが出来ますし、それまでの経験や飛ばし方を、次世代のパイロットに教えることも出来ます。

 

いつでも教官職のポストに空きがあるわけではありませんし、それこそ人柄が大切ですが、エアラインパイロットが不足して困っている昨今、教官も大いに不足していますから、十分に可能性はあると思います。

 

身体理由でパイロットを辞めた方がすすむ次の道② 航空会社内で運航支援など

教官職のポストが空いていなくても、パイロットの気持ちを理解する必要のある、運航支援職も可能性が高いです。

 

パイロットは、地理や地学など、幅広い知識を持っていますから、この知識が無駄になることはありません。

また訓練企画や、運航乗員の人事なども可能性があります。

 

身体理由でパイロットを辞めた方がすすむ次の道③ 退職して大学教授

続いて可能性があるのが、大学教授です。

前述の通り、パイロットには幅広い知識と経験がありますので、それは社会にとっても宝物です。実際に大学教授をされている元パイロットの方も多いです。

身体理由でパイロットを辞めた方がすすむ次の道④ 退職して起業や投資家に転向

実は起業されたり、投資家になる方も多かったりします。つまり、次の夢(生きがい)を持っている方、と考えたらいいですね!

 

でも、お金の大切さや社会を生きていくことの厳しさを知らないパイロットも多く、起業して失敗される方が多いので、その点は注意が必要に思います。

 

よくある相談8:後で進路変更したら、無駄になってしまうのか

保護者

うちの子は興味が多いので、大変な思いをしてパイロットになっても、それを乗り越えたら、今度は次、って進路変更したくなりそうな気がするんです。

興味が多い、というのは、まず持ってパイロット向きです!

何度も申し上げていますが、パイロットは幅広く物知りでなければいけません。

では、本当に途中で進路変更したくなるのでしょうか?

 

離職する主な理由に「パイロットが飽きたから」は聞いたことがない

まず、離職される方の公のデータは存在しないため、あくまでも、パイロットの方の転職サポートも経験のある冨村の記憶の中ですが、離職する主な理由に「パイロットが飽きたから」といったのは、未だかつて聞いたことがありません。

 

離職の理由は、前述の通りで、人間関係の悩みや、会社が合わないなどの個人的な理由が大半。続いて、身体検査、お酒、お金、スキャンダルなどが続きます。

パイロットにとって、飛び続けることは大変ですが、でもそれでも辞めないのは、それだけやり甲斐があるからです。

フライト毎に、お客さまも、気象条件も、機体のコンディションも変わるわけですから、同じフライトは全く存在しません。

 

刻々と変わる空模様の中でも、お客様に快適な定時運航を提供し、また燃料を節約できるように心がける。そんなパズルみたいなことを毎回やるわけですから、飽きることはまずないでしょう。

 

ご心配もよく分かりますが、お子様がパイロットに興味を持った理由、まだ言葉にできるほど自己分析も出来ていないでしょうから、じっくりと聞き出してあげることも、お母様お父様のお勤めなのではないかと、冨村は思います。

まあ、そんな簡単な話ではないことももちろん解っていますが・・・笑

 

お子様がパイロットになる よくある相談まとめ

お子様がパイロットになる、、、

お母様お父様の悩みは本当に深いと思います。

万が一にも、ここを読んでいるパイロット志望者ご本人様は、これを機に、全国のお母様お父様の悩みを知って、自分のお母様お父様にも感謝をする。まずはそこから始めていただきたいと思います。

あくまでも、8つの代表例だけお答えしましたが、少しでも保護者様のお悩みが解決されましたら、とても嬉しい事でございます。

日本のどこも同じではありますが、パイロットはもちろん、航空業界では優秀な人材が大いに不足しています。

たくさん志望者がいて、簡単に選ばれないのにおかしいと思われるかも知れませんが、航空業界は、公共交通機関としての社会基盤を守るという高い使命感を持っており、その使命感を共に掲げて進んで行けそうな人間力あるバランスが取れた方が少ない、ということなのです。

たくさんある冨村のコラムを、毎回最後まで読んでくださり、熱心にメッセージをくださったり、お電話をくださる心優しい保護者様もいらっしゃいます。

冨村はいつも励まされております。執筆する勇気をいただきます。

簡単なことではないですが、お子様、お母様お父様、そして航空業界全体で、航空業界が求める人材について研究を深めて、皆で団結して行きませんか?

心が通じ合えば、きっと同じ目標を達成出来ると思います。

パイロット適性診断テスト特集

【告知】 PILOT専門進学塾で行われるイベント紹介

11/13 シアトル"真の"航空留学セミナー

11月13日(日)に シアトル"真の"航空留学セミナー を羽田空港校にて実施します。

シアトル"真の"航空留学セミナー羽田空港 11月13日(日)開催決定

12/18 パイロット懇親会

12月18日(日)に現役パイロットと交流できる、パイロット懇親会を開催します。

[告知] 12月18日(日)現役パイロット達と交流できる!パイロット懇親会開催!!

1/15 一日機長セミナー

1日機長セミナーでは、実際のパイロットが行なっているものと同じフライトブリーフィングを行い、エアライン各社も導入している本格的なフライトシュミレータ(Bー737 MAX)を使って機長としてフライトを体験できます。

[告知] 1月15日(日) 一日機長セミナー(パイロット体験)開催決定!

 

B737MAX FTD

パイロット適性診断テストのご予約

パイロット適性診断テストのご予約は、パイロット相談室の「相談予約」にて承っております。

2022年度合格速報

2022年度、PILOT専門進学塾・シアトルフライトアカデミー(PJ SFA)の私大パイロット養成コース(航空操縦)今年の合格者は・・・

  • 崇城大学5名(パイロット特別選抜2名、一般選抜前期3名)
  • 第一工科大学9名(総合型選抜6名、公募制推薦1名、一般試験2名)
  • 法政大学1名(自己推薦)
    計15名、全員合格

という結果でした!
またしてもPJ SFAの生徒は全員合格です!!(複数試験合格者含む)

皆さん本当によく頑張りました!

また、今年の崇城大学合格者の2名は未来人育成特待生制度「ミライクプレミアム」を勝ち取りました。

ミライクプレミアムは入試の得点率と成績順位に応じて選考される特待生制度で、ミライクプレミアムを獲得しますと学費が全額免除となります。

ミライクプレミアムに選ばれることは大変難しいことですが、生徒の並々ならぬ努力の結果、今年はPJ SFAから2名も選考をいただけることとなりました。

そして何より、私大のパイロット養成コース(航空操縦)は近年の受験者数増加により非常に難易度の高いものとなっていましたが、12名全員合格は非常に素晴らしい結果です。

生徒一人ひとりの努力が実ったこの結果にPJ SFAスタッフ一同大いに感動しました。

合格された皆さん、本当におめでとう!!