NICE FLIGHT!(ナイスフライト)ドラマ第1話の感想!女性機長の姿にも注目!

遂に始まりましたね!新ドラマ、NICE FLIGHT!(ナイスフライト)。

主人公の日本航空のコーパイ(副操縦士)こと、
倉田 粋(玉森 裕太)を中心に空港で働く人々の日常を描いたドラマで航空関係者中心に話題になっていました。

パイロット志望者の皆さんはきっとこのドラマを楽しみに視聴しているものだと思います。

私もこのドラマには前から注目しており、だいぶ前から今か今かと放送を待ちわびていました(笑)

これからNICE FLIGHT!(ナイスフライト)のドラマを実際に見た感想をご紹介します。
一部ネタバレを含まれておりますため、本ドラマをご覧いただいてから、コラムをご覧いただくことをおすすめします。

NICE FLIGHT!(ナイスフライト)ドラマを実際に見た感想!女性機長の姿がかっこいい!

出典:Tv asahi NICE FLIGHT!(ナイスフライト)

まず、第一話の「ツイてるコーパイ登場!」を
最初に視聴した感想は率直に少し予想とは違っていました。

もっと専門的な航空関係の裏側や関係者の生活に踏み込んだハードボイルドなドラマかと思っていましたが・・・。
実際には航空関係者が空港を舞台にラブコメを繰り広げる、ソフトなドラマでした(笑)

ただ、これは私が航空関係者の視点で変な期待と準備をしてしまっていたのが悪いので、
純粋にTVドラマとして観ると楽しめると思います。

リアルなパイロット業務を延々と流してしまってはドラマになりませんしね(笑)

ただ、そんな中でもパイロット志望者の方が関心を持ったり、学ぶことがあるだろうという点はいくつかありました。
まず一つは主人公、倉田粋の先輩パイロットが女性機長ということでしょうか。

一緒に観ていた私の家族も感じていたようですが、
女性がパイロット、しかも機長をしている姿を見るのは多くの方にとって新鮮なんだそうです。
現在、まだ全体的の数は少ないものの女性パイロットは増加してきており、20代〜30代の若い層を中心に女性パイロットは大勢います。
あと数年したら女性機長の数も急増してきますので、女性が機長として活躍されている姿は間もなく「当たり前のこと」になっていきます。
年々パイロットになる女性が増えてきているのも事実です。

二つ目はパイロットにとってのフライトと乗客にとっての意味合いは全く違うということです。

ドラマ中で修学旅行生の中学生が初めて飛行機に乗るために怖くなってしまい、
飛行機に乗らないで済むようにわざと非行をして留まろうとするシーンがありました。

パイロットになられる方は、その気持ちには大小あるとは思いますが、皆総じて飛行機が好き、空が好きという前提があります。

しかし、飛行機に搭乗するお客様の中にはお話の中学生のように自ら望んで(楽しみで)飛行機に搭乗しているわけではない方もいらっしゃいます。
また、そのフライトはパイロットにとっては人生の中での何千回というフライトの一回でしかありませんが、
その飛行機に搭乗されるお客様たちは仕事、旅行、転居と人生の中で大きなイベントだから飛行機に乗っている人が大多数のはず。

中には人生最初で最後のフライトという方もいらっしゃるかもしれません。
そうした飛行機に乗る事が日常ではないお客様を毎回数百人と乗せて運航するという事をパイロットは忘れてはいけませんね。

搭乗いただいているお客様一人ひとりが「一生に一度しかないフライトが幸せな気持ちでできた」と思えるように、
是非これからパイロットを目指す皆さんは、フライトすることが単なる日常とならず、
一回のフライトに込められた後ろの客席に座る何百人というお客様の想いをしっかりと背中で、そして心で感じて空へ翔んでいただきたいものだと願っています。

まとめ

NICE FLIGHT!(ナイスフライト)ドラマは飛行機大好き、パイロットに興味がある方にはぜひ見ていただきです。

パイロットになるための勉強で忙しい方もいらっしゃると思います。

息抜きに航空系のドラマ・映画を見ることで「パイロット以外にも、多くの人と協力して飛行機を飛ばしていること」「飛行機に乗るお客様の気持ち」が分かるとともに、「パイロットになりたい!」という思いが強くなるのではないでしょうか。

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