ステイ先で学ぶ政歴シリーズ 国内編14〜山梨県 知られざる日本産ワインの歴史〜第1章
皆さん、こんにちは!
JAMBO STAFFの伊藤です!
今回は、長野県松本空港に行く前に用事で山梨県に寄っています!
いつも山梨県に行くときは車で行くので、お酒は飲めないのですが、今回は電車の旅。
ですので思う存分山梨の銘酒を飲めます!(飲み過ぎ注意!笑)
山梨県には多くの美味しい日本酒がありますが、ワインの生産地としても有名です。
山梨ワインは日本ではまだマイナーな部類に属してしまいますが、世界的には山梨ワインは多くの賞を受賞している世界最高峰のワインであると認知されています。
今では世界的にも有名となった山梨ワインですが、その歴史は波乱万丈でした。
今回は、山梨ワインの歴史について説明していきます。

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日本ワインの歴史は意外と古い
実は日本とワインの関係は意外にも古く、現在のワインの形ではありませんが縄文時代には自生していたと思われるブドウを発酵させ、飲んでいたと言われています。
また、戦国時代にはスペインやポルトガルを通じて輸入された西洋式のワインが、貴族や上級士族をはじめとする上流階級の間で飲まれていたといわれています。
江戸時代にはオランダからワインの醸造技術を学び、ブドウの産地であった甲斐国(山梨県)でワインの生産を行い始めたことが山梨ワインの基礎とされています。
その後、明治時代に入り、西洋文化を積極的に吸収するようになると、国内のワインの需要は飛躍的に高まります。
そこで元々山梨で商店や酒造を営んでいた人々がワイン醸造所を創業していきました。
ワインの意外な用途
山梨の各ワイン醸造所は、「世界一のワインを作ろう」のスローガンの元、各社試行錯誤して、西洋の伝統的な製法に准じながらも、日本ならではの味わいがある美味しいワインを研究・開発をしていきました。
遂に1930年代後半研究が実り本格的な日本ワインの醸造が可能になり、いよいよという所で暗雲が。
第二次世界大戦です。
日本は1939年に勃発した第二次世界大戦の開戦に遅れること2年、1941年に第二次世界大戦に参戦しました。
ワイン産業は日本の戦争に大きく巻き込まれていくことになります。
日本は開戦してからシーレーン(海上補給路)の保全と確保を重要視していました。
島国という特性を持つ日本は物資の確保を外地に頼っており、シーレーンを破壊されるとあっと今に日本の国民は飢え死にしてしまいます。
そこで米軍は潜水艦を用いて日本の輸送船を破壊する、通商破壊作戦を発動し、日本のシーレーンを脅かしていました。
日本は敵潜水艦を発見することが戦略上重要な事項となり、潜水艦を発見する機械、水中聴音機(ソナー)の生産が急務となりました。
ソナーの生産には「酒石酸」という物質が必要なのですが、当時の日本にはソナーを大量生産できるだけの酒石酸はありませんでした。
そこで白羽の矢が立ったのはワインの醸造所。
実は、ワイン醸造の過程で酒石酸ができるのです。
そうして、山梨のワイン醸造所は「海軍の管理下」に置かれ、ワインの大量生産を求められたために立派な製造工場も建設された結果、ワインの生産量は何倍にも膨れ上がりました。
しかし、事業規模こそ拡大しましたが「軍需物資」とされた山梨ワインには受難の時が迫っているのでした。
第2章へ続く・・・

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