航空操縦学専攻研究生に合格したOさんのお父様にインタビュー。パイロットになる夢を応援したい

2022年度合格者インタビューの第二部です!

前回は崇城大学の航空操縦学専攻研究生合格者のOさんにインタビューしました。

今回はOさんのお父様がインタビューに答えてくださります。

合格者インタビュー お父様

PJ SFA卒業生 Oさん(仮名)のお父様

インタビュー実施日 2023年3月17日 
PJ SFA羽田空港校にて

目次
  1. Q.PJ SFAをどんなきっかけで知りましたか?
  2. Q.保護者として入塾を決めたきっかけを教えてください。
  3. 息子様がパイロットを目指すとおっしゃった時、どのような不安を抱きましたか?
  4. Q.お父様も青年時代、パイロットになりたいと思われたのではないですか?
  5. Q.そんなお父様の背中を追ってきたOさんだと思いますが、ご家庭の中ではよくお父様と話をしていましたか?(Oさん本人が回答)
  6. Q.苦しかった時、お父様にどのようなフォローをして頂きましたか?(Oさん本人が回答)
  7. Q.ご両親のどういった部分をご尊敬されていますか?(Oさん本人が回答)
  8. Q.それを聞いてお父様はどう思われますか?
  9. Q.お父様から息子さんをご覧になられて、入塾前と後で何か変わったところはあると思いますか?
  10. Q.息子様の試練は今ひと段落したところですが、お父様における一番の試練はなんでしたか?
  11. Q.全国のパイロット志望者のお子様をお持ちのお父様、お母様へ一言お願いします。
  12. 【告知】崇城大学を分析・紹介 入学説明会・オープンキャンパスについて
  13. 【告知】 PILOT専門進学塾で行われるイベント紹介
  14. 2023年度合格速報

Q.PJ SFAをどんなきっかけで知りましたか?

まず息子からPILOT専門進学塾・シアトルフライトアカデミー(以下、PJ SFA)という塾があるのだということを聞かされて知りました。

息子から本格的にパイロットの道に向けて準備を進めたいと相談があり、航空大学校、自社養成、私大航空操縦などの道があることを知りました。

航空大学校(以下、航大)への進学を当初は考えていたものですから、PJ SFA以外でも、航大生の多くが利用している予備校さんですとか、現役パイロットの方が提供されているYoutubeチャンネルなど、私自身も色々と情報を調べてみたのですが、息子が選んできた場所にまずは相談に行かせようと思ったのがきっかけになります。

Q.保護者として入塾を決めたきっかけを教えてください。

他の塾や予備校さんの具体的な教育内容は把握していませんが、私が調べた限りではPJ SFAは他塾とは根本的に教育方針が異なると感じました。

例えば合宿があったかと思いますが、合宿本番とそこに至るまでの準備期間は、塾生間(学生間)でコミュニケーションを鍛える場なのだと思います。塾生間で連携を取って、自分たちが知らない場所で大きなイベントを動かしていくわけですから、自分がどう行動すると、それが周りにどう影響していくのか。ということがよく見えてくるのではないかと思います。

そう、それはまさに一昔前の企業で入社前に行われるブートキャンプのようなイメージでした。そういった、一人一人の性格に向き合って人間性を鍛えてくださる塾は、私が調べた限りでは他には無いです。

息子様がパイロットを目指すとおっしゃった時、どのような不安を抱きましたか?

本人のパイロットになりたいという気持ちが本物なのか、そして航空身体検査が厳しい中で、本当に息子がパイロットになれるのか心配ではありました。

でも、私自身はお金を出すことには大きな不安はありませんでした。あくまでも私の個人的な考えですが、私もまた父(ご本人様からみたらお祖父様)から、教育は投資だと。

お金は天下の回りものだから、正しく投資したものは必ず帰ってくると言われて、自分がやりたい勉強をさせてもらい、現在に至ります。ですから息子にも同じ思いでおります。

ただ、パイロットになれるのか?という不安は、こうして崇城大学研究生(履修証明プログラム生)に合格した今でも、拭えているわけではありません。

冨村先生が入塾前に仰っていた「パイロットとしては線が細い」というお言葉は、私もそう思いますし、今でもそう思っています。人間面の適性はパイロットになるまで分からないなという印象です。

Q.お父様も青年時代、パイロットになりたいと思われたのではないですか?

青年期ではありませんが小学生の頃、正直パイロットになりたいと思っていました。

航空基地の近くで育ったこともあり、軍用機ですが飛行機を見ては興味が湧いていました。

しかし、当時パイロットになるには視力だったり、身体検査の基準が今よりも物凄く厳しかったですからね。私は視力が悪かったのでパイロットにはなれないと思い、現実を考えて安定的な今の職業を選びました。

Q.そんなお父様の背中を追ってきたOさんだと思いますが、ご家庭の中ではよくお父様と話をしていましたか?(Oさん本人が回答)

コミュニケーションは日常的によく取っていたと思います。

どちらかと言えば、父よりも母と話す方が多かったのですが、大切な話がある時はよく相談に乗ってくれました。

普段からの親子関係は生きていく上でとても大切に思います。あと、困ったときに相談できることは私に本当に有り難かったです。

Q.苦しかった時、お父様にどのようなフォローをして頂きましたか?(Oさん本人が回答)

普段はあまり悩み事を父に相談するということはないのですが、自社養成の最終面接や、崇城大学研究生(履修証明プログラム生)の面接の朝は緊張をほぐすため、自然と父に電話をかけていました。

なんでもない会話で気持ちが楽になり、自然体で面接に臨むことができました。

個人的にそれが最高のフォローでした。

Q.ご両親のどういった部分をご尊敬されていますか?(Oさん本人が回答)

自分の思いを尊重してくれるところです。

これまで、やりたいと言ったことは全てやらせてもらえました。そして全力でサポートしてくれました。

例えば中学受験、大学受験、海外留学、どれ一つとっても、反対されることはなかったです。

パイロットを目指す同期に話を聞いてみても、それは決して当たり前なことではないし、かなり恵まれた環境で育つことができたと、心から両親に感謝しています。

自分も将来、両親のような親になりたいです。

Q.それを聞いてお父様はどう思われますか?

パイロットという仕事は、飛行機の運航責任者です。

老若男女が乗り、中には飛行機が苦手な人も乗っている。でも、色々な思いを持った乗客を日本中、世界中に運ぶわけですから、他にはないワクワク度があるんだと思うんです。

息子がやりたいと思った仕事を自分で叶えるならば、それ以上の親孝行はありません。

パイロット以外にも親孝行の手段はあるとは思いますが、パイロットはそれだけ社会貢献になる仕事ですし、パイロットになってくれること。それが私にとって最高の恩返しですよ。

Q.お父様から息子さんをご覧になられて、入塾前と後で何か変わったところはあると思いますか?

まず雰囲気が大きく変わってきたなと感じます。

冨村先生も仰っている通りで、精密機器の塊である航空機を飛ばすパイロットはバランスがとても大切なのだと思います。

PJ SFA在籍中、周囲をよく見てグループメンバーを気遣ったり、特に年下にもアドバイスができるようになるなど、様々な活動毎に嬉しい報告を聞いては息子の成長を感じていました。

Q.息子様の試練は今ひと段落したところですが、お父様における一番の試練はなんでしたか?

試練というものではないかもしれませんが、息子が途中で挫折してしまってメンタル的にやられないか、パイロットを目指すモチベーションが持続できるか不安ではありました。

しかし、本人の本気度を知れたことで息子の夢を応援しようという気持ちが固まりました。

とりあえず、この度無事に息子が崇城研究生に合格することでひと段落してそれは嬉しかったです。

ただ、パイロットになるのがゴールではなく、パイロットになってからがスタートです。

パイロットは多くの命を預かる、大きな責任ある職業だからこそ息子には今まで以上に緊張感と危機感を持って訓練生生活に臨んでほしいと思っています。

Q.全国のパイロット志望者のお子様をお持ちのお父様、お母様へ一言お願いします。

お子様がパイロットを目指すということで不安をお持ちのお父様お母様も多いことだと思います。

まず、本当にお子様がパイロットになりたいと本気で思っているのか、なぜパイロットになりたいのか、話をじっくり聞いてあげて、本気度を確認してみてはどうでしょうか。

本気度が高いお子様なら、きっとプロセスを正しく踏んでいらっしゃると思うし、ご自身で主体的に動かれていると思います。目のキラキラ感も参考になりますよね!

あと身体検査については、これは航空業界全体の問題点ですので簡単に解決できるものではないとは思いますが、可能ならば「パイロットになれない航空身体条件であれば先に言って欲しいな」って思います。

簡単に判定できるものではないし、受験する試験によっては、同じ身体検査条件でも合否が大きく変わるというのも、福本先生や冨村先生のお話でよく分かっていましたので納得はしているのですが、今後パイロットを目指す方を増やしていくためにも、国や航空会社は考えて欲しいなって思いますね。

ですから、お子様がパイロットを目指している中で身体検査について悩んでいるなと思った時は、PJ SFAの先生方のような専門家にご相談された方がいいと思います。

【告知】崇城大学を分析・紹介 入学説明会・オープンキャンパスについて

【告知】 PILOT専門進学塾で行われるイベント紹介

11/5(日) 11時〜  私大パイロット進路相談会(前半の部)

パイロット私大進路相談会では、私大操縦進学希望者向けにパイロット入試の専門家が丁寧にご相談に応じます。

どんなパイロットになれる私大があるのか、私大操縦に進学するメリットとはなんなのか、自分にあった大学選びをしたい、そもそも私大操縦ってなんなのか。様々な疑問があると思います。

学校や、他のスクールでは習うことがない、その答えを相談会内で伝授しますので、どうぞご参加くださいませ。

当日は、現役パイロットが参加し、座談会形式で交流することができます。(20歳以上の参加者様のみ、同日19時頃から開催予定のパイロットを囲んでの懇親会にご参加いただけます)

対象者は中学生以上です。私大操縦進学を検討されているご本人のみの参加若しくは、保護者様1名様までご同席可能ですが、保護者様だけのご参加はできません。必ずご本人様がお越しください。

現役パイロットと座談会をしよう!! 11/5私大パイロット進路相談会(11/5前半の部)

11/5(日) 14時〜  自社養成&私大操縦パイロット進路相談会(午後の部)

自社養成&私大操縦パイロット進路相談会は、自社養成志望者と私大操縦進学希望者向けにパイロット入試の専門家が丁寧にご相談に応じます。

自社養成・私大操縦の基本情報の説明だけでなく、自社養成のための進路相談やインターシップ相談、SPI対策相談など、自社養成に特化した個別相談と、私大操縦のための進路相談、面接対策相談、学科相談など、私大操縦進学に特化した個別相談を実施致します。

自社養成についての事前情報を持っているのとそうでないのでは、合格率に大きな違いがあります。現在、自社養成受験を考えている方は、是非ご参加下さい。私大操縦志望者の方も同じく、事前に確かな情報をゲットして、対策するようにしましょう。

当日は、現役パイロットが参加し、座談会形式で交流することができます。(20歳以上の参加者様のみ、同日19時頃から開催予定のパイロットを囲んでの懇親会にご参加いただけます)

自社養成、または私大操縦進学を検討されているご本人のみの参加若しくは、保護者様1名様までご同席可能ですが、保護者様だけのご参加はできません。必ずご本人様がお越しください。

現役パイロットと交流できるチャンス!! 11/5自社養成&私大操縦パイロット進路相談会(11/5後半の部)

PILOT専門進学塾 2024年度新規入塾者募集開始

JAMBOが運営するPILOT専門進学塾・シアトルフライトアカデミーの2024年度新規入塾者の募集が開始されました。

PILOT専門進学塾では私大航空操縦・航空大学校受験対策、自社養成対策と有資格者転職対策といった多くのコースをご用意しております。

[告知] PILOT専門進学塾 2024年度 新規入塾 募集開始します

PILOT専門進学塾に入塾するためにはパイロット適性診断テストを受験していただく必要があります。

パイロット適性診断テスト特集

パイロット適性診断テストのご予約

パイロット適性診断テストのご予約は、パイロット相談室の「相談予約」にて承っております。

パイロット適性診断テスト特集

2023年度合格速報

2023年、PILOT専門進学塾・シアトルフライトアカデミー(PJ SFA)の私大パイロット養成コース(航空操縦)今年の合格者は・・・

  • 崇城大学5名(研究生-履修証明プログラム生-1名、パイロット特別選抜2名、一般選抜前期2名)
  • 第一工科大学2名(一般試験2名)
  • 東海大学1名(一般選抜)
    計8名合格

という結果でした!
またしてもPJ SFAの生徒は全員合格です!!(複数試験合格者含む)

皆さん本当によく頑張りました!

また、今年の崇城大学合格者の2名は未来人育成特待生制度「ミライクプレミアム」と「ミライク50」を勝ち取りました。昨年に続く快挙です!

ミライクプレミアムは入試の得点率と成績順位に応じて選考される特待生制度で、ミライクプレミアムを獲得しますと学費が全額免除となります。

また今年は、崇城大学の中でも自社養成訓練生並の実力がないと入学できないとされる研究生(履修証明プログラム生)の募集が2名あり、弊塾から1名がチャレンジし、見事合格しました!なお、もう一名の方は、PJ中部校に加盟している「飛鳥メディカルクリニック」福本先生の受検者様との情報が入っています。

ミライクや研究生に選ばれることは名誉なことでもあり、かつ、大変難しいことですが、生徒の並々ならぬ努力の結果、今年はPJ SFAから3名が合格をいただきました。

昨年は、私大受験生が多い年でしたので、計12名の合格。それに続いて、今年は8名となると、少し寂しい感じもしますが、そもそも入塾者数に波がありますので、むしろ来年受験生の方が多いため、今後にご期待頂けましたらと思います。私大のパイロット養成コース(航空操縦)は近年の受験者数増加により非常に難易度の高いものとなっていましたが、弊塾からの受験者数が少ないにも関わらず、これだけ多くの好成績を残せたのは、誠に素晴らしい結果と考えます。

生徒一人ひとりの努力が実ったこの結果に、PJ SFAスタッフ一同大いに感動しました。

合格されました皆さん、本当におめでとう!!