〜みんなのギモン7〜航空大学校　いくら？

〜みんなのギモン6〜パイロットになるにはどこの大学？

パイロット志望者がギモンに思っていることにお答えしていく「みんなのギモンシリーズ」です！

航空大学校はいくらかかる？

航空大学校への進学はあまりお金がかからないと聞きましたが、実際にどれくらいのお金がかかるのでしょうか？

航空大学校に必要な費用は、入学金・訓練費・寮費・生活費のほか、それぞれの拠点間の移動、訓練待ち期間に実家までの移動、国家資格受験会場までの移動、採用試験や入社説明会会場までの頻繁な移動など、渡航費を全て含めると、少なくとも800万円はかかると言われています。

私立大学だとパイロットになるのに2000万円以上かかると聞いたことがあります。こんなにも学費が安いのは両親への負担も少なくて済むので大変助かりますね。

はい。パイロットを志す若者にとって昔から人気のある道でした。しかし、航空大学校は一般大学で２年以上在学して規定の単位を取得する必要があります。その期間の毎月の生活費や私大を経由した場合の総費用を合わせると実はそこまでお得だとは言えなかったりします。

確かにその通りですね・・・。「安い、早い」という基準でパイロットの進路先を決めるのは難しそうですね。

更に、あまり皆さん知らない事なのですが、航空会社は航大生を採用する時の負担金を航大に支払うことになっているのです。その負担金を支払いたくない航空会社は、航大生ではなく私大生を採用することになるため、現実的には800万円の費用負担の他に隠れた借金があることも留意点です。

なるほど・・・！進路を選ぶ際は、自分が私大・航大を卒業して就職活動をする時期に世の中の景気がどのようになっているのかも分析する必要があるのですね。

パイロット相談室では、皆様の純粋なギモンに、一つひとつ、理論立てて、またエビデンスを提示して、丁寧な説明を心がけています。

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航空大学校についてまとめたコラムがありますので、是非ご覧ください。

パイロットになる方法その２，航空大学校

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