中学・高校で必要な努力とは

パイロット志望者の皆さまこんにちは!

JAMBO理事長・パイロット相談室相談員の冨村です。

今日は多くのパイロットを指導してきた私の考えを書いていこうと思います。

世間ではパイロットというと、何か特殊能力を持った超人かのように誤解されているように思います。

確かに定年までの間に数えきれない程多数の命と財産を預かり、任務を全うすることは、大変な重責であるに違いはありません。しかも一瞬の的確な判断が結果を左右する難しさもあります。

でもパイロットに限らず、どんな仕事でも社会的責任は必ずあり、パイロット以上に多数の命を預かる仕事だっていくらでも存在するのです。

世間から羨望の眼差しで見られるほど「名誉で特殊な仕事」ではないことを自覚してください。

確かにパイロットはエリート専門職ですが、変なエリート意識を持つのはやめましょう。

真のエリートは驕らず、常に謙虚な姿勢でいるものです。

「お勉強ができる」だけではない

現役パイロットに質問をすると、勉強は得意ではなかったと答える方が多いです。

勉強か遊びを選べるなら、「遊びの方が楽しいに決まってる!」と、パイロットだって思っているのす。

つまり、「パイロットも皆、同じ人間」ということです。
確かに訓練は厳しいです。会社に、億単位の訓練費負担をさせるのだから、それは厳くて当然です。さらに副操縦士に昇格して以降は、多数の命を預かっていくわけですから、楽して免許が取れたら困ります。

でも、訓練と学校の勉強は、大きく違います。

なぜなら訓練は仕事だからです。

学校の成績が良いからといって、訓練もスムーズに進むとは限りません。

よく知られた話ですが、偏差値の高い学校を卒業したからといって、大企業に入れるわけでもないし、良い仕事が出来るとも限らないですよね。

また、一流の仕事をしている人が、皆、高学歴で偏差値が高かったわけでもありません。

まったく同じ事がパイロットにも当てはまるのです。

仕事には、センス(五感・感覚)という武器があります。

学校の勉強のなかには、体育や芸術系科目以外で、センスを必要とする場面は非常に少ないのです。

基本五教科に関して言えば、センスとは関連性のない、定期試験や小テストなどで成績の大半が決まり、さらに内申点に影響し、受験校までが決まってしまいます。

しかし仕事にとってセンスはとても大事。職人のひとつでもあるパイロットは、ことさらセンスがものを言います。

操縦は教本や理論だけでは成り立たないからです。

以上のことから、子供の頃の成績と、訓練の進み具合に、相関関係は全くないと考えています。

だから今成績が悪かったとしても、これから実現可能な小さな目標を立てて、ひとつひとつ地道にクリアしていけば良いのです。

ではセンスを磨くためには、具体的にどのような努力が必要なのでしょうか?

学校の教科書や、試験勉強だけが勉強ではないことも理解いただけたと思います。

センスを磨くためには、体育や芸術系科目、クラブ活動、委員会活動、生徒会活動などがとても有効です。

自分の興味のあることから始めて、だんだんとバランスを取っていけば良いのです。

パイロットになるための勉強も諸活動も「大好きなパイロットという仕事の一環」とプラスに考えて、どんなことにも積極的に取り組んでいただきたいと思います。

もし勉強が苦手だったとしても、貴方には眠った才能があるかも知れません。いや、誰にもきっと才能はあるのです。

だから、自信を無くして諦めてはもったいない!

だから、「自分はパイロットになるのは無理・・・」と思っている方がいたら、迷わずパイロット相談室にお問い合わせください!

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