〜みんなのギモン16〜 自社養成パイロット 何歳まで?
パイロット志望者がギモンに思っていることにお答えしていく「みんなのギモンシリーズ」です!
自社養成パイロット 何歳まで?

自社養成を受験するにあたって、年齢制限はあるのでしょうか?

自社養成採用を行なっている各社とも、年齢制限は明確に募集要項に書いていないのです。ですから、自社養成事件を受けるだけなら何歳でも可能です。

しかし、実際には年齢の限度はあるかと思いますが、どうなのですか?

はい、明確化されていないだけで、採用年齢の限度は確かにあります。どんなに優秀な人であっても流石に60歳の人がこれからエアラインパイロットになることは考えられませんからね。
どこのエアラインも、何歳までに機長になっていて欲しいという、各会社のプランがあります。機長昇格を42歳までに終えるように予定を立てると、自社養成採用の年齢限界は会社によってばらつきはあるものの、大手だと26歳程度と算出できます。新興航空会社やLCCでは更に年齢限界が引き上がります。

私は過去に自社養成にチャレンジした経験があり、その際は残念ながら不合格となってしまいました。現在別の業種の会社で働いているのですが、そのような場合でも自社養成に受験した場合、合格できる可能性はありますか?

中途採用もありますが、過去に受験歴がある場合は要注意で、ステータス(資格試験スコアや留学歴や職務歴など)が大幅に改善されていないと、書類審査で落ちることになり、2度と書類より先には進まないでしょう。つまり再チャレンジは可能性はあるものの、条件付と言うことになりますので、年齢以上に注意が必要です。ちなみに、PILOT専門進学塾では、これも条件付ではありますが、概ね30歳までご入塾いただけます。有資格者採用(私大から新興航空会社やLCC)であれば可能性がギリギリ残っているかもしれないためです。それでもリスクはかなりあります。
パイロット相談室では、皆様の純粋なギモンに、一つひとつ、理論立てて、またエビデンスを提示して、丁寧な説明を心がけています。
大学生や社会人からパイロットを目指す方は、自社養成以外にもパイロットになれる道があることを知っておいた方がいいでしょう。
大学、社会人からのパイロットのなり方については以下のコラムでまとめていますので是非ご覧ください!
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