根拠なく主張ばかりしている人って?

JAMBOスタッフです。

「根拠ない主張をするな」と言われても、しっかりとその意味が分かる人って多くないのではないでしょうか。

根拠のない主張をしている人とは、一方的にパワハラ発言してくるオジサンだとか嘘ばかりつく虚言癖持ちのような、所謂「ヤバい人」がするもので、自分とは関係ないと思っている方が多いように感じます。

しかし、本当にみなさんに関係ないことなのか、今一度立ち止まって考えてみる必要があるかと思います。

知らず知らずのうちに周りから「ヤバい人」と思われないためにも。

「ヤバい」バイアスとは

私たちは日頃からバイアス(思い込み、偏見など)の危険性を周囲の人に伝えているのですが、放っておくとヤバい人になってしまうバイアスの一つが確証バイアスです。

確証バイアスを簡単にいえば、気に入ってるものについてはそれを支持する証拠ばかり集めて、そうではない証拠を無視してしまう傾向のことです。

確証バイアスの具体例

例えば、身の回りにあなたの苦手なAさんがいたとします。
人間はどの人も良い面も悪い面もあるはずなのですが、確証バイアスの影響により、その人の悪い一面のみを探そうとしてしまいます。
それくらいだとまだ良いかもしれませんが、日頃信念が強い人もいますよね。○○は××だ!のような。
例えばT大学の学生は頭でっかちで使えん!みたいな感じの主張を特に根拠なく(身の回りにいた程度は根拠になりません)言ってしまう人は、もうその大学の学生で超優秀な人がいてもその事実を認めず、また別の使えないT大学の人がいると、ほら言った通り!と、どんどん頑固になってしまうんですよね。

ちょっと極端な例かもしれませんが、似たようなことはありませんか? 筆者はよくあります(笑)
だから日頃、気をつけて生活するようにしています。

これは科学の世界でも「ヤバい」影響があるようで、研究者は自分の研究が全く意味がないことを認めたくないのが普通ですので、先行研究を調べる時も自分の主張を支持するものばかり目についてしまったり、自分が実験するときも都合の良いデータばかり出そうとしてしまうんですよね。
そういうのをチェリーピッキングと言うようです。要は良いとこ取りですね。

確か、数年前STAP細胞で問題になった某博士がいましたね。あれもチェリーピッキングだと言えるでしょう。
彼女自身は捏造をしていたつもりはなく、本当に悪気はなかったのでしょうが、結果的に多くの人々に迷惑をかけ、日本という国の威信まで傷つけてしまいました。
十分「ヤバい事件」だったし、彼女も世間から「ヤバい人」と認定されてしまいましたよね。

確証バイアスを自身で体感してみたかったら、「ウェイソン選択課題」というのを調べてみてください。

答えを知らずにやると結構難しいと思います。8割近く間違えるとされています。

確証バイアスの何がやばいのか

確証バイアスが強い人ほど、知識・理解の更新が全くされないために、全然成長しない人になる可能性があります。

しかも信念がとても強いために他人に押し付けたりしてきます。
はい、皆さんが思い浮かべる典型的な「ヤバい人」ですね。

一人で生きているなら勝手にすれば良いのですが、本人だけでなく周囲の迷惑になるので、本当に気をつけた方が良いと思います。

念のために言いますが、確証バイアスは“どの人にも”存在します。

ここで「自分もそういうことあるよなぁ・・・」と思えた人ほどバイアスに惑わされない可能性があります。
逆に「あぁ、あいつのことだ!」と真っ先に他人を思い浮かべた人がいたら、まず自分の考えを疑ってみる方が良いでしょう。

確証バイアスの回避法とは・・・

まずは自身の確証バイアスに気がつくことが重要だと思います。

バイアスは無意識に行われるものなので、意識してやらなくても勝手に脳が処理してしまってます。

次にクリティカルシンキング、とは言わなくとも、自身の考えを疑う癖はつけておいた方が良いでしょう。
自分の信念・主張の一面しか見ないことが確証バイアスを肥大化させるので、気がついたら積極的に反証を探すくらいの気持ちでいた方がバランスが良いのかもしれませんね。

その点科学研究は、一度論文が世に出ると世界中の人たちが潰しにかかってくるので、そうやって組織的に信憑性を担保していて合理的だなぁと感心します。

組織でも個人間でも、互いに事実をもとに反証しあってより良いアイデアを作る習慣があると良いのかもしれないですね。(ただし、やり過ぎると面倒くさい人認定されてしまうので程度には注意しましょう!)

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