パイロット適性検査を徹底解説!大学・自社養成別の対策を紹介!2026年最新版

パイロット志望者の皆さんこんにちは!

パイロット相談室を運営している、日本エアマンシップ・操縦士養成機構(JAMBO) 理事長・パイロット養成コンサルの冨村です。

そろそろ適性検査が気になるシーズンですね。
パイロット適性検査の対策で何をしたらよいのか悩んでいませんか?

私は、PILOT専門進学塾・シアトルフライトアカデミーでのパイロット養成活動を通して18年間、適性検査の対策を指導してきましたが、受験生の皆さんがイメージしている適性検査(それに基づいた対策)と、実際には大きな隔たりがあり、受験生の多くがパイロット適性について誤解されていることを知り、その誤解を解くために長時間をかけ、ここ数年ようやくその誤解が解けて来ていることを感じています。

パイロット適性検査の対策で悩んでいるあなたに、これからパイロット適性検査とはそもそもどんなことを確認する検査なのか、大学、自社養成の適性検査の問題、対策方法についてもご紹介します。


この記事を読むことで、パイロット適性検査の正確な知識が習得できるようになります。

最後までじっくりとお読みください。


※余談でございますが、たまに「適性検査」のことを「適正検査」と認識されている方がいらっしゃいます。

「適性」と「適正」では意味が異なります。

「適性」は性格、性質が物事に適していること、一方「適正」は適当で正しいことを意味しており、
今回ご紹介する「適性検査」はあなたの性格、性質がパイロットという職業に適しているかを調べる検査のため、「適性検査」という言葉が正しいです。

パイロット適性検査 問題の種類と対策

パイロット適性検査の名称は会社によって様々です。

・ 操縦適性検査
・航空適性検査
・ 飛行適性検査
・ FTD
WOMBAT(適性検査ツール)
・ シミュレーター(FFS)
・ 心理適性検査
・ ペーパー適性検査


今回、詳細にご紹介するのは、シミュレーターなど機械を使った適性検査について、このコラムにてご紹介します。

心理適性検査やペーパー適性検査は、一般的な適性検査とは異なる特徴を持つ特殊な検査です。

詳しく知りたい方は、パイロット適性検査を徹底解説!心理適性検査とペーパー適性検査の問題を紹介!2026年最新版の記事をご覧ください。

シミュレーターなど機械を使った適性検査は、技量(ぎりょう)を通じて人物を見る

シミュレーターなど機械を使った適性検査は、総じて「機械を上手に扱えるようになる人物かどうかを見る」検査方式となります。

つまり、人物像を見ているのが、シミュレータなど機械を使った適性検査、技量適性検査、ということになります。

アレ?と思われた方が多いのではないでしょうか?「上手に操縦できるかどうかを検査している」と思いましたか??

実はその点が、受験生の大きな誤解と言えるのでしょう。

機械を上手に扱えるかどうか、ということを、一言で技量(ぎりょう)と呼びます。

まだパイロットにすらなっていないのに、機械を上手に扱えるなんて心配になりますよね。

やってみたい気持ちと、それが上手に出来るかどうかは違いますからね。

ご安心ください!初めて使う機械を、初っ端から上手に使える方など、誰もいないと思います。
上手に出来た!と勘違いしている人ほど怖いです。笑

そういったタイプは、仮に操縦が上手に出来ても、パイロット適性としては不適格となってしまいます。

機械を使った適性検査は、ほとんどが、練習と本番の二回構成となっています。
本番までの間に、どれだけ進歩(Progress)があるかを主に測っているのです。その進歩に対してスコアを付けていきます。

「進歩」するためには、もちろん技量や感覚の上手さも多いに関係しますが、それ以上に性格や思考、行動特性、仕事のセンスなど、人間力全般が関係してきます。

例えば、技量が周りの訓練生より上手くても、人付き合いやコミュニケーションが苦手だと、訓練教官や仲間と対立してしまい、結果、訓練進歩は他の訓練生よりも遅れてしまうのです。

そう、進歩(Progress)を測るという意味は、操縦の上手い下手というよりも、人物像そのものを測る目的があるのです。


シミュレータなど機械の取り扱いをさせることで、面接試験や学力試験などと同様に、人物そのものを見ているということになります。

検査名称は、受験される会社や学校によって異なり、操縦適性・航空適性・パイロット適性・飛行適性・FTD・シミュレーターと書いてありますが、使用する機械の種類が違うだけで、技量的な適性検査と言って間違いありません。

適性検査の対策は可能!だが試験毎に異なる

適性検査は、使用する機械が変わることから、試験問題(内容)も変わってきます。

皆さんが気になっているのは、対策が出来るかどうか、、、ですね?

ズバリお答えしますが、対策は可能です。

ただし、いわゆる技量向上のための対策では不足しますので、人間力全般、つまり、パイロット適性全般を鍛える必要があるのです。

PILOT専門進学塾では、どの会社・学校の適性検査にも対応して、パイロット適性対策を実施しています。

PILOT専門進学塾で行っているパイロット適性対策について知りたい方は、まずパイロット適性診断テストを受験されることをお勧めします。

技量付プランをお選びいただければ、先ほどから冨村が申していることが、実感的に理解いただけることと存じます。


もし、技量付パイロット適性診断テストを受験される場合には、実際の、航空会社や私立大学(航空操縦)で行われる適性検査同様に、以下を意識しながら準備いただければ、少しは不安が解消されるかと思います。


技量適性検査は、FTD (Flight Training Device)などシミュレータを用いて行われますが、その時に特に大切なのがAttitude Flightです。

Attitude Flightとは位置エネルギーと運動エネルギーの総和が一定であること(力学的エネルギー保存の法則)を念頭に、安定的な飛行姿勢となるように、正しい操縦を心がけることを意味します。

もし難しくて分からない、自信がないということであれば、実際に体験していただくと、すんなりご理解いただけますので、まずは技量付のパイロット適性診断テストを受講してみてください。

“ただし、当初から申し上げている通り、技量適性検査で見ているのは、上手に操縦すること、つまり技量評価だけではありません。また、WOMBATのように技量に限らず、さまざまな能力値をスコアにて自動算出する検査もありますので、適性=技量と言えないのが現状です。”

技量対策だけやるのでは、効果としては少ないということを、予めご理解いただいた上で、さまざまな能力を身につけるため、時間をかけて広く対策する必要があります。

パイロット適性検査 JAL ANA SKY 私大(崇城大学)別の問題と対策を紹介!

それでは、各社採用試験の内容をみて、どのように適性を見ているのか、そして、どのような対策が出来るかについて、詳しく解説して行きましょう!

ANAグループ自社養成(通称FCAT)の問題と対策

ANA、ANA Wings、Peachのパイロット採用共通試験であるFCAT(Flight Crew Assessment Testの略)では、下記の試験が実施されているようです。
・ES(エントリーシート)
・英語試験(GTEC)
・テストセンター
・簡易適性検査(心理・技量)
・グループワーク
・個人面接(順不同)

その後、通過をいただいた会社内の選考へと進み、
・シミュレーター(後述)
・航空身体検査・役員面接(以上順不同)
などを実施します。

全ての試験において、パイロットとしての適性の有無を見ており、技量だけに特化した対策、すなわち、FTD(Flight Training Device)体験操縦を通して、マルチタスクに慣れる技量対策だけをしても、正直、合否にはあまり影響がないでしょう。

マルチタスクや心理適性などのスコアは自動算出ですが、それだけで合否を判定しません。

試験官を含むスタッフ全員が受験生の一挙手一投足を見ていますので、技量に限らず、人柄やちょっとした会話内容など、全てが大切なのです。

以上から、技量対策はもちろんのこと、パイロット向け就活対策、すなわち、正確な自己分析を元にエントリーシートの添削と模擬面接を何度も繰り返すこと、そしてパイロットの先輩方と交流を深めることが大切に思います。

PILOT専門進学塾では1〜2年かけて対策をします。

JALグループ自社養成の問題と対策

JAL、JAIR、(JTA、RAC)も、上記のANA同様、共通試験を導入。
・ES
・テストセンター
・動画面接
・適性検査(技量・英語など基礎学力)などが実施されているようです。

その後、通過をいただいた会社内の選考へと進み、
・個人面接
・英語試験(リンガスキル Linguaskill)
・グループワーク・シミュレーター(後述)
・航空身体検査
・役員面接(以上順不同)などを実施します。

ANA同様に、全ての試験において、パイロットとしての総合的な適性の有無を見ており、技量だけに特化しても、あまり合否には影響がありません。

JALグループの適性検査機器は、独自開発である他、技量だけに限らず、実用レベルの英語力や基礎学力の有無を判定する総合的な試験であり、内容とその意図を理解し正確に準備(技量対策)することは大切です。

現時点で私が指導した方(さほど多くはありません)は、全員が適性検査合格しています。

技量だけの対策に留まらず、総合的な適性を習得するための事前学習を行なったのちに、技量対策を行ったのが合格の要因であると考えています。

比較的に高学歴が集まりやすい自社養成採用においても、トップ1%以内に入ることができる、バランス力のある方でない限りは、技量対策だけでは通過出来ないでしょう。


なお、JALでは毎年秋、パイロットインターンシップを実施していますが、インターンシップも採用活動の一環であり、上記採用試験と同様です。

どのような職種も同様ですが、職場体験や見学会などのノリではない事を、早くから認識して、大学早期段階で、パイロット向け就活対策、すなわち、正確な自己分析を元にエントリーシートの添削と模擬面接を何度も繰り返して完成形となっていることが大切です。

ANA(FCAT)の対策でも記述しましたが、PILOT専門進学塾では上記を1〜2年かけて対策します。


PILOT専門進学塾では、JALグループが使用する独自開発の適性検査ツールを模擬して、適性対策を行っています。

FTD (Flight Training Device)を用いて、英語による指示(航空管制)に従ってフライトするのですが、後ろにお客様が乗っていることを意識して、丁寧な操縦(Attitude Flight)を心がけることと、指示を逃さないことが大切です。

技量適性を測る問題以外にも出題されていますので、バランス良く対策する必要があります。

スカイマーク(SKY)自社養成の問題と対策

スカイマーク自社養成採用は、2021年現在は募集しておりませんが、JALやANAグループの採用試験とは、実施時期も試験の流れも違いが見られます。

エントリーシートの段階で多くが脱落するのが特徴で、ANAグループやJALグループ採用でも、一定の成果を残しつつも相当の苦労をして、失敗から学んでいる方でないと、エントリー通過はもちろん、内定まで至りません。

試験内容は、
・エントリーシート
・テストセンター
・グループ面接
・個人面接
・英語面接
・心理適性検査(性格診断)
・シミュレーター(後述)
・航空身体検査
・役員面接(以上順不同)などを実施します。

ANAやJAL同様で、技量対策(詳細は後述)はもちろんのこと、パイロット向け就活対策、すなわち、正確な自己分析を元にエントリーシートの添削と模擬面接を何度も繰り返すこと、そしてパイロットの先輩方と交流を深めることが大切に思います。

ANA・JAL・SKY自社養成 シミュレーター試験(FFS) の問題と対策

各社自社養成採用試験において、最後の方のステージで行われることの多いのが、FFS(Full-Flight Simulator)を使ったシミュレーター試験です。

いきなり訓練機を超えて、B737やB777など実用機のモーション付きシミュレーターを操縦します。

自社養成採用の集大成と言っても過言ではない試験で、実際の訓練を想定して、パイロット教官が、受験生が訓練生に相応しいかどうかを見る内容となっています。

会社によって、前もって準備(対策)をしてくることに過度に拒否反応を示す会社(教官)もあれば、準備してくることを促す会社(教官)もいます。

先述の通りで、技量対策のみで効果が出るとは思いませんが、事前対策をすることには賛成です。

ただし、受ける会社によって注意点や採点ポイントも異なるため、闇雲にシミュレーターを体験すればよい・・・という訳には行きません。

特に、スマホのアプリや、PCのゲームでは、舵圧の違いや空力特性も違うことから、うまくいかないと言われています。

受験生のリポートによると・・・

“FFSの段階では、周りの受験生のほぼ全員が何らかの対策をしてきているように思えたし、正しい舵の使い方(フィーリング)や、正しい計器のスキャン方法を知っていたことが合格に繋がった”
・・・とあります。
また、採用担当者からも・・・
“最近は対策してくる受験生が大半なので、プロ顔負けに上手に飛ばすよね”
・・・という話もあります。

私は13年前から採用試験対策の教官補佐としてB737シミュレータに乗っていますが、合格される方の特徴は、「絶対に諦めない」「途中で止めない」「油断しない」です。

訓練に付き合ううちに、誰が合格するか、だいたい分かるものです。

試験官も同じ感覚なのだと思います。

PILOT専門進学塾では、B737シミュレーターがありますので、それを使って対策します。

いきなりB737ではあまりに難しいため、先に、技量適性検査対策にてFTD(小型機)を用いてAttitude Flightができるようになっていることが大切です。

特にジェット機(ターボプロップ機)は、エンジンのパワーが強い(レスポンスは遅い)こと、また小型機と違い、旋回半径も大きくなることから、先を読んだフライトを心がける必要があります。

事前にその感覚を掴んでおくことが肝要です。

ただし会社によって、何を対策しておくべきかどうか、異なります。

無駄な対策になってしまったり、対策したことで、却ってスコアを下げることもありますので、ことさら、専門家の指導のもとで時間をかけて準備しておくことが、如何に大切か、ということだと思います。

私大 崇城大学 研究生入学試験の問題と対策

他学の既卒生(卒業予定含)対象に、在籍期間を学部生より短く設定している募集枠で、航空会社から訓練を受託する(つまり自社養成訓練生が訓練に合流する)ほど、レベルの高い入学試験(倍率は10倍を優に越す)です。


合格者もまた自社養成合格者や航空大学校合格者が含まれます。

試験内容は、

・エントリーシート
・個人面接
・FTDとなっています。

合否はパイロットとしての総合的な適性があるかを見ているため、適性検査対策(技量)だけやっても意味はありませんが、技量も評価の対象になっていることから、対策は必要です。

崇城大学の適性検査は、自社養成の適性検査や、東海大学などの適性検査ツール(WOMBAT)を用いた適性検査と違って、マルチタスクをスコア化するわけではないため、より、教官方とのコミュニケーション能力や、指示された内容を再現する能力や、立体的にものを考える想像力が必要です。

そういったことから、技量対策だけでは足りないでしょう。

私大 崇城大学 学部生入学試験(パイロット特別選考の場合)の問題と対策

高卒以上(卒業予定含)を対象に募集しているのが、パイロット特別選考です。

崇城大学では、4年間の学部生入試向けとしては、他に一般入試などがありますが、パイロット特別選考の試験内容には学力試験が無く、
・エントリーシート
・小論文試験
・心理適性検査
・個人面接
・FTD(Flight Training Device)の試験構成となっています。

気になる適性検査対策ですが、こちらも、先述の研究生入試同様で、適性検査対策(技量)だけやっても合否に影響はありませんが、崇城大学の近年の合格倍率は国公立難関校並みとなってきていますので、一点でも高いスコアを取るために、総合的な指導と並行して技量対策も必要と考えます。

なお、誤解のないようお伝えしますが、私の指導しているPILOT専門進学塾から崇城大学への合格者が多いのは、技量対策をやっているからではありません。

相当な時間をかけて、総合的なパイロット適性を習得していただきます。

今まで総合的に学習してきているので、技量に偏る必要は全くないのです。

パイロット適性検査で多くの受験生が誤解しているポイントとは?

多くの受験生は技量対策だけ行えば大丈夫と思っているようですが、パイロット適性検査の判断基準は技量だけではなく、「進歩を含む受験生の人柄・性格そのもの」です。

つまりこれが、受験生の多くの方が誤解されているポイントだと思います。

機械を使って行う適性検査なのだから、事前に同様の機械を体験して、適性習得すれば合格できる」と、一般的には思われがちですが、適性検査の合否は、技量(主に進歩)のスコアだけでは判断していないのです。

私が適性検査対策を始めた10年以上前、イカロス出版「THE PILOT」の適性検査の取材を毎年いただいておりました。

同時に、一点集中やマルチタスク能力についての話を、Facebookやブログで書いていましたが、今でもたまに、私の書いたことを流用したかのようなサイトや予備校の説明を見かけます。

適性検査は、それ一点集中やマルチタスク能力だけではありませんので、十分にお気をつけください。

仲間と励まし合いながら厳しい訓練に耐え、規定内の進歩をしていくこと。

それに必要な技量・知識・人柄・性格、これらパイロットの適性を全て兼ね備えている方、言い換えればポテンシャルのある方は、100人に1人もいません。

パイロット適性検査を実施する理由

先述の通り、技量適性検査は『主に』進歩(Progress)を測る試験です。

どうして適性検査を実施するのか?どうして進歩を見る必要があるのか?

それは、訓練生が、訓練費用・期間を、想定通りに収めるため、です。

パイロット養成には、莫大な訓練費用がかかります。たとえ、費用を比較的多く個人負担する、私大航空操縦への進学だとしても、訓練生が支払う学費・訓練費は2000万円程度ですが、国(助成金)や学校法人が訓練生のために支払っている額も、同額かそれ以上かけて運営されており、訓練生は「自分で訓練費を払っているのだから、自分の好きなペースで訓練が出来る」というわけでは全くないのです。


会社に入ってからも同じで、大型機になればなるほどに、訓練費用はさらに高くなり、パイロット一人の訓練費用は、生涯で数億円とも言われています。

それだけ多額の経費がかかるわけですから、会社としても学校としても、想定通りに行かないパイロットは採用したくないのです。
では、ここで質問です。

適性検査で進歩(技量)の評価が高かった受験生は、晴れて訓練生となって、訓練開始してからも、同じ進歩率を維持出来るのでしょうか?

適性検査で評価が高い受験生は必ずしも進歩が早いのか?

技量適性検査で評価の高い受験生が、必ずしも進歩が早いというわけではありません。

訓練が始まり壁にぶつかれば、一時的にモチベーションは下がるでしょうし、体調にだって影響します。

頭の中にモヤモヤを抱えていては、理解度も下がるでしょうし、酷くなれば、教官も仲間も、信頼出来なくなったりするかも知れません。

そのような状況下では、進歩どころか、昨日まで当たり前のように出来ていた事が、出来なくなる事だってあります。

仮に訓練当初、調子良く訓練が捗っていたとしても、自分への過信が、失敗を招くことはよくあります。

また、調子に乗った態度から、仲間の信頼を失うかも知れません。

そうなると、人によってはモチベーションが下がり、体調も悪くなり、人間関係も悪くなることで進歩率が悪くなる可能性があります。

効率の良い訓練をするためには、技量スコア(進歩)だけではなく、受験生の人柄が大切であり、
それこそがパイロットに必要な総合的な適性と言えるのではないでしょうか。

パイロット適性検査を実施する本当の理由とは?

以上のことから、「パイロットの適性」という観点では、進歩だけを見ている訳ではなく、人柄や性格などを総合的に判断していることがご理解いただけたかと思います。

一人ひとりの進歩も大切ですが、会社・学校単位で、効率よく(期間・費用をかけず)パイロット養成することが求められていることから、訓練生同期全員が進歩していくことが最優先課題であり、適性検査でも見るポイントなのです。

会社や学校に入り訓練がスタートすると、その時の同期(仲間)は、皆さんのパイロット人生で一生続いていくかけがえの無い存在となります。

その同期とは、切磋琢磨はするけれども、競い合うようなことがあってはならないのです。だからこそ、技量も大切ですが、学力も大切ですが、それ以上に、性格や人柄を重視しているのです。

技量スコアだけを上げるために対策をするのならば、シミュレーター体験で十分でしょうけども、実際の適性検査では、どの会社も、その大学も、スコアだけを判定基準にしていません。

適性検査は、パイロットの総合的な適性を測る切り口の一つで、ESも、学力試験も、SPIも、面接も、小論文も、グループワークも、それぞれもまたパイロットの総合的な適性を測る切り口です。

技量スコアが良ければ合格(通過)ではなない、という点は誤解のないようにお願いします。

パイロット適性検査まとめ


いかがだったでしょうか。
パイロットになるための適性検査とは、操縦のことだと思っていた方が大半なのだと思います。でもそれは10年以上前までの話です。

時代は刻々と変化してきています。

パイロット採用も毎年のように変化してきており、パイロットを強く志望される方にとっては、その変化を察知して、柔軟に変えていく必要があるのです

情報化社会ですから、アドバイスはネット中のどこにでも転がっていますし、パイロットの方に直接聞けることも増えているでしょう。

でもそのアドバイスをくださる全員が、変化に追いついているとは私は到底考えられません。

こうやればあたかも簡単にパイロットになれる、なんていう情報は、結局のところ、その人にしか通用しないやり方であり、情報を仕入れるより先に、変化を予測し、求められているパイロット像になるため、自分に合ったパイロットになる方法を模索していく他ないのです。コピペは全く通用しない世界です。

最近、入塾された学生さんから聞かされることが増えてきているのですが、適性検査対策と称して、たったの数回のシミュレーター体験程度で終わらせたり、YouTube動画や有料記事を見るだけで費用を請求された、といったことがあるようです。

私が教えているPILOT専門進学塾では、先述の通りで、パイロットの適性が短期間の指導で身に付くとは到底考えておりません。

無意識のうちにパイロットの適性を全て習得された方は、今まで600人以上の志望者を見てきた感覚として、100人に1人もいない状況ですが、もし仮にもそういった方であるならば、シミュレーター体験も不要でしょうし、費用をかけて事前にYouTube動画を見る必要すらないです。

当然のことながら、私の教え子たちでも、適性検査の前に、技量対策など、一切せずに合格された方も複数いらっしゃいます。

不要な対策は全くもってしない主義ですし、必要な指導であれば、徹底的にマンツーマンしています。

どうか、皆さんも、「時間をかけずに対策できる」という口車に乗らないように、本当に自分は「優秀な100人中1位」相当の実力があるのかどうかを判断した上で、じっくりと時間をかけて適切な指導を受けてください。

特に自社養成に失敗してから、私大航空操縦を目指すための相談が増えています。

私大航空操縦選考も自社養成同様に、試験官は、社会人(訓練生)となるに相応しい、完成された適性、すなわち、人柄・理解度(地頭)・他の受験生とのやりとりなどなど、受験生の一挙手一投足、全てを見ています。

対象が高校3年生だとしても大学生だとしても、その点は揺らぎありません。後悔してからでは遅いです。

だからこそ、遠回りには見えますが、時間をかけてじっくりと準備をすることこそが、何よりの適性検査対策になると、私ども、社団法人日本エアマンシップ・操縦士養成機構では提唱しています。正しい情報をもとに、エアラインパイロットを目指してください。

以上、最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。

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