映画レビュー 〜ハッピーフライト〜

皆さん、こんにちは!

JAMBO STAFFの伊藤です!

皆さんにとって機内の楽しみは何でしょう?

機内食?それとも免税店で買い物?

私は、機内エンターテイメントの映画を観ることです!

国際線に乗った際は、離陸から着陸までぶっ通しで映画を観ています(笑)

かなりの映画好きなので、毎年、多くの映画を鑑賞します。

そこで、これから不定期で、パイロットの資質向上に繋がる(!?)映画のレビューと紹介をしていきたいと思います!

ハッピーフライト

記念すべき、レビュー第1作目は、「ハッピーフライト」(2008年公開)です!

公開当初は、ブレイクしたての綾瀬はるかが主演を演じるということで大きな話題を集めましたね。

ハッピーフライトのあらすじと見所を簡単に説明すると、貴重昇格訓練中でありながら、シュミレーター訓練で墜落事故判定を起こしてしまう、どこか冴えない副操縦士、鈴木和博(演:田辺誠一)と、天然キャラで失敗ばかりだけど頑張り屋な新人客室乗務員、斎藤悦子(演:綾瀬はるか)を中心に、羽田発ホノルル行きB747、1980便を巡り、航空業務に関わる多くの人々が織り成す、奇跡のフライト物語です。

この映画には、航空機乗組員、地上職員で様々な立場の人たちが出てくるのですが、多くの人たちにとって、聞きなれないであろう鳥類防除業務、バードパトロールにもスポットを当てていることは評価されるべき点です。

バードパトロールは、空港とその周辺に住まうカモメなどの鳥を、主に散弾銃や競技銃の空砲の音で威嚇して飛行機進出入角上から退かせ、バードストライクを未然に防ぐ重要な仕事です。

バードストライクは、世界的に昔から深刻な問題としてあり、過去にも世界中で多くの機体が被害を受け、中には墜落し、多くの犠牲者を出す大惨事を引き起こしています。また、バードストライクは、ハッピーフライト劇中の根幹に関わってくる問題でもあります。

突然群れで飛び立つ鳥の予測はできず、パイロットが自らの意思で鳥を回避することはできないため、地上で鳥をはらう任務を遂行されているバードパトロールの方々の重要性はとても高いのです。

また、ハッピーフライトでは離陸時の細かい描写が光ります。

劇中と同じような光景は、日々、PJ SFAにあるフライトシュミレーターで目撃しているので、私はこのシーンでにんまりしました(笑)

物語の中盤、バードストライクにより、機体の故障が判明し、機長である原田典嘉(演:時任三郎)の判断により、出発地羽田空港に引き返すことを決定し、エマージェンシーを宣言して機体を旋回しましたが、この時、機内のコップの中の水が斜めに傾いて、飛行機が旋回していることを想像させるシーンがありますが、飛行機は旋回しても、常に足元に重心がいっているため、ちょっとありえないシーンです(笑)

因みに、本当にあのように水が傾くような機内の状態だったら、人も荷物も吹っ飛んでいる、墜落しているような状態となります。

まぁ、これは関係者のみが分かってしまう、細かい点なので、批判する気は全くございません(笑)

むしろ、普通の人にはツッコミどころを入れてくれる監督さんのセンス、大好きです!(笑)

また、1980便が引き返す羽田空港は、台風が未だ上空に停滞しており、落雷により、OCCが停電してしまい、パソコンの復旧が1980便帰還まで間に合わないため、急遽模型を使ったアナログで緊急対応するハメになり、今までパソコンが上手く使えず、鼻つまみ者にされていた、OCCのベテランの人間が活躍するところは個人的に胸熱でしたね!

そして、台風の中、皆一体となって1980便帰還のために努力し、熱く祈り、見守る中、無事に着陸を果たすところは感動です!

ハッピーフライトを通して思うところ

この映画を改めて視聴して思うところは、航空機の安全航行は、パイロットだけではなく、客室乗務員、整備士、管制塔員、バードパトロール、OCC、地上職員と、航空運行に関わる、全ての人たちによって回っているということです。

稀に、大きな顔をしてエリート意識の強すぎるパイロットがいることを聞きますが、それではパイロット失格なのですね。

PJ SFAでは、自分のことだけでなく、自分の見えない場所でパイロットが安全に飛行機を飛ばすにあたって、重要な仕事をしている人たちのことを考られ、常に周りに感謝の気持ちを持てるようなパイロットを育成してまいります!

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