ステイ先で学ぶ政歴シリーズ 海外編2〜フィンランド〜 

モイモイ!(フィンランド語でこんにちは)

今回はフィンランドの首都、ヘルシンキにある、ヘルシンキ・ヴァンター国際空港にいます!

皆さんは、フィンランドと言えば何を思い浮かべますか?

有名どころだとサンタクロースでしょうか?

サンタさんは、ここフィンランドの北部にあるラップランドという場所で子供達のためにプレゼントを用意し、クリスマスの晩にプレゼントを配りに行くのだそうですよ!

他には、ムーミンの生まれ故郷でもよく知られていますね!

このようにどこかメルヘンチックな魅力に溢れた国、フィンランドですが、独立を勝ち取り、また独立を維持するために大きな苦難を何度も乗り越えてきているとてもパワフルな国なのです。

フィンランド独立までの歴史

古代のフィンランド地域には土着宗教を信仰するグループがいくつかの小国を作っていました。

12世紀になると、キリスト教の広がりと共に北欧十字軍がスウェーデンからフィンランドに侵入。

北欧十字軍はフィンランド全土を平定し、やがてスウェーデンに取り込まれました。

19世紀初頭になると、ロシア帝国とスウェーデンがフィンランドの土地を巡って争うようになり、遂にフィンランド戦争が勃発。

結果、スウェーデンが敗北し、フィンランド全域はロシアの支配下に置かれるようになりました。

ロシアの統治は最初こそ、フィンランド人の自治を認めた穏やかな統治をしていましたが、改革派の皇帝だったアレクサンドル二世が暗殺されてからは、従来の各民族による自治路線は廃止され、中央集権化が進んだことによってロシアの支配が強まりました。

「フィンランドの自治権廃止宣言」により、フィンランド語は禁止され、公用語としてロシア語が制定されたり、フィンランド人のみの集会を制限されたりし、破ったものは投獄され、最悪の場合は処刑されました。

これにより、フィンランド人の間でナショナリズムが高まり、ロシアへの反発を強めていき、独立を目指すようになります。

そして、1917年、ロシア革命が起き、ロシアが無政府状態に陥ったことを好機と、同年12月6日に独立を宣言し、フィンランドは念願の独立を果たしました。

二度の戦争を乗り切り、独立を守る

ようやく念願の独立を果たしたフィンランドでしたが、ロシア革命を果たしたロシア(ソ連)のフィンランドへの支配欲は変わらず、1939年、ソ連はフィンランドへフィンランド第2の経済圏である、カレリア地方の割譲とフィンランド国内へのソ連軍駐留を要求してきました。

もちろん、フィンランドはこの要求を拒否したところ、ソ連軍の大軍がフィンランドに進行してきました。

ソ連は最初から無理難題の要求を押し付けて、戦争に持ち込み、フィンランドを征服することが目的だったのです。

しかし、フィンランド軍は兵力・装備でソ連軍に大きく劣るのにも関わらず、地形を活かした戦いで巧みに立ち回り、ソ連軍に大損害を被らせ、ソ連軍を泥沼の戦いに引き込むことに成功しました。

結果、ソ連軍はカレリア地方さえ割譲すればそれ以上は要求もしなければ干渉もしないと妥協案を出してくるようになり、フィンランドはこれに同意、冬戦争と呼ばれた戦いは終結しました。

その後、第二次世界大戦が勃発し、ドイツがソ連に攻め込むとフィンランドはカレリア地方の奪回を目指し、ドイツの側に立ってソ連に宣戦布告。ドイツ軍と共にカレリア地方に侵攻しました。

フィンランドはカレリア地方を占領すると、ドイツに更なる進撃を要請されてもこれを拒否し、あくまでもカレリアの維持に徹し、領土拡大の野心がないことをアピールしました。

やがて、ドイツが劣勢になるとフィンランドはソ連に降伏。領土拡大の野心を示さなかったことが幸いし、ソ連側からはカレリア地方の返還と一部領土の割譲、賠償金の支払いで済ませる穏健案が出され、第二次世界大戦を乗り越えることに成功しました。

戦後は西側世界寄りでありながら、ソ連との外交関係を重視し、緩衝地帯として中立の立場を保ち続け、世界平和に貢献してきました。

このように、一見、夢がいっぱい詰まった国、フィンランドですが、夢を守るためには考えられないほどの努力をしてきた結果、今があるのですね!

02-01106

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