航空操縦学専攻研究生に合格したOさんのお父様にインタビュー。パイロットになる夢を応援したい

2022年度合格者インタビューの第二部です!

前回は崇城大学の航空操縦学専攻研究生合格者のOさんにインタビューしました。

今回はOさんのお父様がインタビューに答えてくださります。

合格者インタビュー お父様

PJ SFA卒業生 Oさん(仮名)のお父様

インタビュー実施日 2023年3月17日 
PJ SFA羽田空港校にて

Q.PJ SFAをどんなきっかけで知りましたか?

まず息子からPILOT専門進学塾・シアトルフライトアカデミー(以下、PJ SFA)という塾があるのだということを聞かされて知りました。

息子から本格的にパイロットの道に向けて準備を進めたいと相談があり、航空大学校、自社養成、私大航空操縦などの道があることを知りました。

航空大学校(以下、航大)への進学を当初は考えていたものですから、PJ SFA以外でも、航大生の多くが利用している予備校さんですとか、現役パイロットの方が提供されているYoutubeチャンネルなど、私自身も色々と情報を調べてみたのですが、息子が選んできた場所にまずは相談に行かせようと思ったのがきっかけになります。

Q.保護者として入塾を決めたきっかけを教えてください。

他の塾や予備校さんの具体的な教育内容は把握していませんが、私が調べた限りではPJ SFAは他塾とは根本的に教育方針が異なると感じました。

例えば合宿があったかと思いますが、合宿本番とそこに至るまでの準備期間は、塾生間(学生間)でコミュニケーションを鍛える場なのだと思います。塾生間で連携を取って、自分たちが知らない場所で大きなイベントを動かしていくわけですから、自分がどう行動すると、それが周りにどう影響していくのか。ということがよく見えてくるのではないかと思います。

そう、それはまさに一昔前の企業で入社前に行われるブートキャンプのようなイメージでした。そういった、一人一人の性格に向き合って人間性を鍛えてくださる塾は、私が調べた限りでは他には無いです。

息子様がパイロットを目指すとおっしゃった時、どのような不安を抱きましたか?

本人のパイロットになりたいという気持ちが本物なのか、そして航空身体検査が厳しい中で、本当に息子がパイロットになれるのか心配ではありました。

でも、私自身はお金を出すことには大きな不安はありませんでした。あくまでも私の個人的な考えですが、私もまた父(ご本人様からみたらお祖父様)から、教育は投資だと。

お金は天下の回りものだから、正しく投資したものは必ず帰ってくると言われて、自分がやりたい勉強をさせてもらい、現在に至ります。ですから息子にも同じ思いでおります。

ただ、パイロットになれるのか?という不安は、こうして崇城大学研究生(履修証明プログラム生)に合格した今でも、拭えているわけではありません。

冨村先生が入塾前に仰っていた「パイロットとしては線が細い」というお言葉は、私もそう思いますし、今でもそう思っています。人間面の適性はパイロットになるまで分からないなという印象です。

Q.お父様も青年時代、パイロットになりたいと思われたのではないですか?

青年期ではありませんが小学生の頃、正直パイロットになりたいと思っていました。

航空基地の近くで育ったこともあり、軍用機ですが飛行機を見ては興味が湧いていました。

しかし、当時パイロットになるには視力だったり、身体検査の基準が今よりも物凄く厳しかったですからね。私は視力が悪かったのでパイロットにはなれないと思い、現実を考えて安定的な今の職業を選びました。

Q.そんなお父様の背中を追ってきたOさんだと思いますが、ご家庭の中ではよくお父様と話をしていましたか?(Oさん本人が回答)

コミュニケーションは日常的によく取っていたと思います。

どちらかと言えば、父よりも母と話す方が多かったのですが、大切な話がある時はよく相談に乗ってくれました。

普段からの親子関係は生きていく上でとても大切に思います。あと、困ったときに相談できることは私に本当に有り難かったです。

Q.苦しかった時、お父様にどのようなフォローをして頂きましたか?(Oさん本人が回答)

普段はあまり悩み事を父に相談するということはないのですが、自社養成の最終面接や、崇城大学研究生(履修証明プログラム生)の面接の朝は緊張をほぐすため、自然と父に電話をかけていました。

なんでもない会話で気持ちが楽になり、自然体で面接に臨むことができました。

個人的にそれが最高のフォローでした。

Q.ご両親のどういった部分をご尊敬されていますか?(Oさん本人が回答)

自分の思いを尊重してくれるところです。

これまで、やりたいと言ったことは全てやらせてもらえました。そして全力でサポートしてくれました。

例えば中学受験、大学受験、海外留学、どれ一つとっても、反対されることはなかったです。

パイロットを目指す同期に話を聞いてみても、それは決して当たり前なことではないし、かなり恵まれた環境で育つことができたと、心から両親に感謝しています。

自分も将来、両親のような親になりたいです。

Q.それを聞いてお父様はどう思われますか?

パイロットという仕事は、飛行機の運航責任者です。

老若男女が乗り、中には飛行機が苦手な人も乗っている。でも、色々な思いを持った乗客を日本中、世界中に運ぶわけですから、他にはないワクワク度があるんだと思うんです。

息子がやりたいと思った仕事を自分で叶えるならば、それ以上の親孝行はありません。

パイロット以外にも親孝行の手段はあるとは思いますが、パイロットはそれだけ社会貢献になる仕事ですし、パイロットになってくれること。それが私にとって最高の恩返しですよ。

Q.お父様から息子さんをご覧になられて、入塾前と後で何か変わったところはあると思いますか?

まず雰囲気が大きく変わってきたなと感じます。

冨村先生も仰っている通りで、精密機器の塊である航空機を飛ばすパイロットはバランスがとても大切なのだと思います。

PJ SFA在籍中、周囲をよく見てグループメンバーを気遣ったり、特に年下にもアドバイスができるようになるなど、様々な活動毎に嬉しい報告を聞いては息子の成長を感じていました。

Q.息子様の試練は今ひと段落したところですが、お父様における一番の試練はなんでしたか?

試練というものではないかもしれませんが、息子が途中で挫折してしまってメンタル的にやられないか、パイロットを目指すモチベーションが持続できるか不安ではありました。

しかし、本人の本気度を知れたことで息子の夢を応援しようという気持ちが固まりました。

とりあえず、この度無事に息子が崇城研究生に合格することでひと段落してそれは嬉しかったです。

ただ、パイロットになるのがゴールではなく、パイロットになってからがスタートです。

パイロットは多くの命を預かる、大きな責任ある職業だからこそ息子には今まで以上に緊張感と危機感を持って訓練生生活に臨んでほしいと思っています。

Q.全国のパイロット志望者のお子様をお持ちのお父様、お母様へ一言お願いします。

お子様がパイロットを目指すということで不安をお持ちのお父様お母様も多いことだと思います。

まず、本当にお子様がパイロットになりたいと本気で思っているのか、なぜパイロットになりたいのか、話をじっくり聞いてあげて、本気度を確認してみてはどうでしょうか。

本気度が高いお子様なら、きっとプロセスを正しく踏んでいらっしゃると思うし、ご自身で主体的に動かれていると思います。目のキラキラ感も参考になりますよね!

あと身体検査については、これは航空業界全体の問題点ですので簡単に解決できるものではないとは思いますが、可能ならば「パイロットになれない航空身体条件であれば先に言って欲しいな」って思います。

簡単に判定できるものではないし、受験する試験によっては、同じ身体検査条件でも合否が大きく変わるというのも、福本先生や冨村先生のお話でよく分かっていましたので納得はしているのですが、今後パイロットを目指す方を増やしていくためにも、国や航空会社は考えて欲しいなって思いますね。

ですから、お子様がパイロットを目指している中で身体検査について悩んでいるなと思った時は、PJ SFAの先生方のような専門家にご相談された方がいいと思います。

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