〜みんなのギモン19〜 パイロット 何歳まで働ける?

パイロット志望者がギモンに思っていることにお答えしていく「みんなのギモンシリーズ」です!

パイロット 何歳まで働ける?

相談者さま

パイロットは、何歳まで働くことができるのですか?

相談員 冨村

まず、法律上のエアラインパイロットの定年は、68歳未満(68歳の誕生日の前日まで)となります。一方で、各社の定年は60歳となっており、60歳の定年以降は、嘱託として契約社員扱いで、最大68歳 まで雇用延長することになります。

加齢乗員制度という名称で、航空身体検査要件が厳しくなるほか、契約社員ですから、給与など待遇が下がったり、大手航空会社を定年後に、新興航空会社などに再雇用され、それまで以上に乗務時間数が増えて辛くなったりすることもあります。また近年ではコロナ禍で運航便数が大幅に削減された時、パイロットを全員雇用していては、売上がないのに人件費を削減できませんから、加齢乗員を含めた契約パイロットから契約終了(解雇)になりましたので、68歳まで働けるかどうかは、その時の景気や自身の体力にも左右されることとなり、なかなか希望通りには行きません。

相談者さま

パイロットはあまり長くまで働けないというイメージがありましたが、意外にも長くまで働き続けることができるのですね。
契約社員になるということは給与など待遇面で何か変わることはありますか?

相談員 冨村

定年後の再契約パイロットは、加齢乗員制度という名称で、航空身体検査要件が厳しくなるほか、契約社員ですから、給与など待遇が下がったり、大手航空会社を定年後に、新興航空会社などに再雇用され、それまで以上に乗務時間数が増えて辛くなったりすることもあります。また、近年ではコロナ禍で運航便数が大幅に削減された時、パイロットを全員雇用していては、売上がないのに人件費を削減できませんから、加齢乗員を含めた契約パイロットから契約終了(解雇)になりましたので、68歳まで働けるかどうかは、その時の景気や自身の体力にも左右されることとなり、なかなか希望通りには行きません。

相談者さま

分かってはいましたが、定年退職後はパイロットを続けるのは、簡単では無いのですね・・・

相談員 冨村

お話した通り、定年後もパイロットを続けていくことは精神的・肉体的に大変なことですので、再契約を行わずに退職されるパイロットがいらっしゃることも事実ですが、そうしたことよりも大空を飛び続けたいと願う方が多く、加齢乗員となってもパイロットを続ける選択をされる方が大勢いらっしゃることも、また事実です。
それだけパイロットは、やりがいのある職業だということなんですね。

パイロット相談室では、皆様の純粋なギモンに、一つひとつ、理論立てて、またエビデンスを提示して、丁寧な説明を心がけています。

パイロットのなり方については以下のコラムでまとめていますので是非ご覧ください!

パイロット入試の専門家が、自社養成・私大操縦学科に関する最新の入試情報、対策方法、そして合格の秘訣を直接伝授します。

さらに、将来の選択に迷っている方のために個別の進路相談も実施します。

パイロットを目指し始めたばかりの方には、夢を現実に変えるための進路ルートや必要な準備について、わかりやすく解説します。

■選べるコース

スクロールできます
コース名内容
パイロット進路相談会中学生以上の自社養成&私大操縦志望者向け
専門家による最新情報や各種対策の説明・体験指導・個別相談ができます。
パイロット進路相談会オンライン中学生以上の志望者向け
パイロットになるための進路をオンラインで解説します。

※各回定員になり次第受付終了。早めのお申し込みがおすすめです。

あなたはパイロットに向いているのか。

パイロット採用試験・入学試験本番とほぼ同様の内容で、人物力・学科力などを総合的に測定します。
結果は専門家が分析し、あなたの強みや課題、最適な進路の方向性をフィードバック
将来の選択に迷っている方や、受験前に自分の立ち位置を知りたい方におすすめです。

●診断内容

基本情報ヒアリング(進路相談)、面接試験(人物評価テスト)、学科試験(小論文形式/日本語・英語)を評価し、結果開示します。オプションで技能適性検査(シミュレーター使用)もできます。

●受験形式・対象

・会場受験(羽田空港校)またはオンライン受験

・対象:中学3年生秋〜20代後半まで(フライト未経験者〜有資格者)

ご回答内容に基づき、あなたの状況やご希望に合ったおすすめコースをご提案します。最適なコースを今すぐチェックしてみましょう。