パイロットはいつから目指せば良いのか
パイロット志望の皆さまこんにちは!JAMBOスタッフです。
パイロットを本格的に目指し始めた方がいい時期って・・・気になりますよね!
大学生から目指せばいいのか、中学生から専門的な対策が必要なのか、社会人からでも目指すこともできるのか。
今回はパイロットになるにはいつから目指せばいいのかお話していこうと思います。
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目標とするなり方によって変わる
現在エアラインパイロットになるには、自社養成、航大、私大航空操縦の三つが主なものとして挙げられるかと思います。
それぞれ対策を始めるべき時期が違ってきます。
自社養成は大学を卒業するタイミングで他の企業同様に就活するわけですが、非常に難易度が高いことで知られています。100人受けたら1人合格するかどうかです。
ですので、どんなに学歴が高かったとしても、一般企業を受けるつもりで受験したら余程の天才でない限り不合格となります。
自社養成に現役合格するためには遅くとも大学入学時から自社養成合格の目標を立てて、専門的な対策をしたり、長期留学(細かな条件がある)をする必要があります。高校生、中学生の内から対策を始めておくと合格率は上がる傾向があります。
航大は入試段階で理系分野が強く求められますので、高校在学時に理系分野に進んでおくと有利に進めることができるでしょう。大学に入学してから理系分野の勉強をすることもできますが、相当な努力が必要です。
私大航空操縦への進学は現在最もパイロットになるのに安定性があり、非常に人気の高いルートです。
こちらも自社養成と同じく、一般の大学入試を受けるつもりで受験に臨んだら合格をいただくのは難しいです。また、試験自体も現役生だけでなく、パイロットを志す大学生や社会人も多数受験しているため、学力だけでなく人生経験が豊富な方々との競争になってきます。そのため、各私大航空操縦に合わせた対策が必要となってきます。
私大航空操縦の対策は高校2年生頃から始めている方が多く、中学生の時から始めている方の合格率は、高校3年生や大学生以降に入塾された方と比較して高いです。
上述の通り、どのルートを目指すにしても本格的に目標を設定し、対策を始めるのが早ければ早いほど全体的に有利に事を運ぶことができます。

遅いタイミングで目指し始めた場合は経験を活かす
いくら早い対策が効果的だと言っても、中学・高校生でパイロットになりたいという将来の夢を将来の目標として設定できる人ばかりではありません。
高校生は自分の能力や可能性を分析している段階の人が殆どでしょうし、部活や若いうちしかできない友人との付き合いなど勉強以外にやることもたくさんあるでしょう。中学生なら尚更です。
そこで結局、多くの方々は自身の進路を本気で考え始める高校生活の後半や大学生になってからパイロットを目指したいと気持ちが固まることがほとんどです。中には社会人になってから「やっぱり自分はパイロットになりたい!」と思ってパイロットを目指す人もいます。
本格的なスタートが遅かった人は早くから対策されていた人と比べて不利になってしまうかというと必ずしもそうではありません。
確かにピンポイントで対策を積み重ねてきた早期スタート組と比較すると、遅れて決心した方々は知識量、パイロット適正共に未熟ということに加え、大学生・社会人の方は「勉強する」ことに関してブランクがあるので難易度が上がることと、年齢的な問題で選択肢も限られてしまうことは事実です。
しかし、早期スタート組が対策を積み重ねていた時、それ以外の方は別の経験をされていたかと思います。
大学での学習(研究)、サークル活動、留学やボランティア。社会人の方は企業で就労したという社会人経験があります。こうした経験を評価する私大航空操縦やエアラインは多く、「様々な経験をしてきた人材」をとりたがる傾向になってきています。
ですので、遅れてパイロットになろうとしている方も(20代のうちであれば)、自身の経験を武器に合格を勝ち取ることは決して無理な話ではありません。
ちなみに29歳以降に訓練を始められる場合には、年齢が高くなればなるほどに、パイロットになれないリスクが増えてくるのも事実です。方法がないわけではありませんので、殊更、専門家の指導を仰いでください。

いつ目指し始めても大丈夫
長々と書きましたが、結論はパイロットを目指すのは、29歳までであれば、いつでも大丈夫で、「パイロットになる!」と思った時が目指し始める時です。
ただ、高校3年生以降に、本格的に受験等の準備を始められる方は、自分の経験を上手くアピールできるようにしたり、経験が豊富でない場合は短い期間で有用な経験が積めるように戦略を立てなければいけませんので、より密接な専門家による指導が必要だと思います。
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