〜みんなのギモン11〜 航空身体検査の合格率は?

〜みんなのギモン10〜 航空自衛隊 どうやってなる?

パイロット志望者がギモンに思っていることにお答えしていく「みんなのギモンシリーズ」です!

航空身体検査の合格率は?

相談者さま

航空身体検査はかなり基準が厳しく、合格するのが難しいと聞いたのですが本当ですか?

相談員 冨村

一般の社会人が受けるような身体検査と比べたら基準は厳しいですが、事業用パイロットに必要な、「第一種航空身体検査証明」取得のための航空身体検査(審査会)の合格率は90%といわれています。

相談者さま

え!?そんなに合格率が高いのですか。多くの情報で全体の半分ほどしか合格しないと聞いていたので驚きました。

相談員 冨村

「パイロットになるための身体検査は実に6割が落ちます」というような情報がネット上に出回っておりますが、これはデマですので信じないようにお願いします。
航空身体検査の基準が厳しいといわれる本当の理由について、少し複雑な話になりますがご説明します。「パイロットとして必要な基準」は 第一種なのですが、こちらは60歳でも通る検査ですので10代、20代の健康な方にとってはそれほど厳しい基準ではありません。
しかし、第一種よりも更に厳しい基準で検査を実施しているエアラインや航空大学校、一部私立大学があり、その厳しい基準での通過率が約40%程といわれているため、航空身体検査では半数以上が不合格になると世間で言われるようになってしまっています。

相談者さま

そうなんですね・・・。そうしたらやっぱり第一種を通過するだけでなく各エアラインや教育機関が設けた基準を突破できるようになっていないとパイロットになれないということでしょうか?

相談員 冨村

いいえ、基準が特別厳しい航空大学校や自社養成を選ばなければ第一種航空身体検査基準で入学可能な私大もありますし、訓練の初期過程を大学にて終えた後に採用される、いわゆる有資格者採用試験においても、第一種航空身体検査基準にさえ適合さえしていれば、採用される航空会社もありますから諦めてはいけません。
ただし、どこの大学に進学するべきかどこの会社に就職志望するべきかをよく分析する必要があります。

相談者さま

会社や学校が独自に設けた基準を分析する必要があるのですね。よく分かりました。

パイロット相談室では、皆様の純粋なギモンに、一つひとつ、理論立てて、またエビデンスを提示して、丁寧な説明を心がけています。

航空身体検査については以下のコラムでまとめていますので是非ご覧ください!

航空身体検査の誤解を解く

パイロット入試の専門家が、自社養成・私大操縦学科に関する最新の入試情報、対策方法、そして合格の秘訣を直接伝授します。

さらに、将来の選択に迷っている方のために個別の進路相談も実施します。

パイロットを目指し始めたばかりの方には、夢を現実に変えるための進路ルートや必要な準備について、わかりやすく解説します。

■選べるコース

スクロールできます
コース名内容
パイロット私大進路相談会中学生以上の私大操縦志望者向け
専門家による最新情報や各種対策の説明・体験指導・個別相談ができます。
自社養成&私大操縦パイロット進路相談会高校生以上の自社養成&私大操縦志望者向け
専門家による最新情報や各種対策の説明・個別相談ができます。
パイロット進路相談会オンライン中学生以上の志望者向け
パイロットになるための進路をオンラインで解説します。

※各回定員になり次第受付終了。早めのお申し込みがおすすめです。

あなたはパイロットに向いているのか。

パイロット採用試験・入学試験本番とほぼ同様の内容で、人物力・学科力などを総合的に測定します。
結果は専門家が分析し、あなたの強みや課題、最適な進路の方向性をフィードバック
将来の選択に迷っている方や、受験前に自分の立ち位置を知りたい方におすすめです。

●診断内容

基本情報ヒアリング(進路相談)、面接試験(人物評価テスト)、学科試験(小論文形式/日本語・英語)を評価し、結果開示します。オプションで技能適性検査(シミュレーター使用)もできます。

●受験形式・対象

・会場受験(羽田空港校)またはオンライン受験

・対象:中学3年生秋〜20代後半まで(フライト未経験者〜有資格者)

ご回答内容に基づき、あなたの状況やご希望に合ったおすすめコースをご提案します。最適なコースを今すぐチェックしてみましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です