情報リテラシーの大切さとパイロット

パイロット志望者の皆さまこんにちは!

JAMBO理事長・パイロット相談室相談員の冨村です。

情報化社会に突入して随分と経ちますが、SNSやネット掲示板上には出所不明の情報が多く氾濫しており、昔から私は恐ろしく感じていました。

パイロットになるための情報の偽情報だったら、それを鵜呑みにした人が、パイロットになることができないというだけで済みますが、中には攻撃的な人格否定や差別に繋がるような悪質なデマが多々あり、これは日本のみならず、世界規模の大きな問題であると私は認識しています。

科学的根拠のない話が多い

私がパイロット志望者にアドバイスする時は必ず、「科学的根拠がある情報」だけを選び取るようにと情報リテラシーの大切さを指導しています。

世間では、科学的根拠がない多くの情報が一人歩きし過ぎています。

驚いた事に、テレビに出演しているコメンテーターやその分野の専門家の教授先生までもが平気な顔をして間違った話を話している事が多いのも事実です。

「科学的根拠がある情報」というのは、膨大な量のデータや統計を元に気の遠くなるような長い時間研究された科学的な裏付け、つまり「エビデンス」がある情報のことです。

このような、「科学的裏付けがない情報=エビデンスが無い情報」は、全て噂話と同じなのです。

科学的裏付けがない話は、単なるその人の感想でしかありません。(2ちゃんねる解説者の、ひろゆき氏の名言からお借りしています 笑)

そして、一番恐ろしいのは、その「感想」が「真実」と多くの人に受け取られてしまう場合が多々あり、それが正しい情報として世の中に拡散されることです。

前述の通り、テレビや週刊誌などのメディアでいい加減な事を発言している有名人も多く、間違った情報が一般人に広く浸透してしまっている事もしばしば。

この記事を読んでいるアナタも、決して無関係ではありません。

噂話の拡散がもたらす、最悪のシナリオ

メディアやSNSで噂話が広まっていく事をデマの拡散とも言いますが、上述の通り単に情報リテラシーを理解できていない人が勝手に損をしたり、恥をかいたりするだけだったら良いのですが、インターネット上で拡散されているのは、それだけではすまない物も多数あります。

デマの拡散は本当に恐ろしいものです。

人類の歴史を振り返ればデマの拡散により、多くの人命が失われてきました。

自然災害が起きた際に、特定の民族・集団が火事場泥棒など悪さをしているとして、デマに踊らされた民衆に虐殺されたり、デマが原因で国家間の不信感が高まり、戦争に発展したこともありました。

そして、その痛ましい歴史は、過去の日本でも起きています。

更に現在でも、アジア人は新型コロナウイルスを保菌しているというデマが広まり、世界中で日本人を含むアジア系住民が差別され、実際に犠牲者も出ており、世界中に悪い空気が広まっています。

パイロットは国と国を結ぶ、言わば平和の使者と同義の職業です。

だからこそパイロット志望者たるもの、情報リテラシーをしっかり身につけるようにしましょう!!

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