パイロット志望者は、正確な情報を掴むべし

パイロット志望者の皆さまこんにちは!

JAMBO理事長・パイロット相談室相談員の冨村です。

連日多くの方々がパイロット相談室にいらっしゃっています。
多くの方々と話していて気が付いたことは、今まで手にしていた情報の不正確さです。

中には完全なガセネタまであり、不正確な情報の拡散に危機感を感じています。
今回は注意喚起の意味も込めてこの記事を書きました。

その情報、信じても大丈夫?

パイロット相談室に来られる方で非常に多いケースが、インターネット上に記載されていた不正確な情報を信じてしまい、進路選択を間違えていたり、かえって遠回りになってしまうような努力をしてしまっていたりといった事です。

インターネットの発達により、確かに情報を簡単に入手しやすくなりました。

しかし、ご存知の通りインターネット上には真実ではない情報も溢れており、デマの拡散は社会問題になっています。

美味しいお店探しやゲームの攻略情報などはインターネット検索するととても参考になることばかりなのですが、パイロット情報を含む「専門的な事」についての事は間違った情報ばかりです。

何故かというと、専門性が増せば増すほど素人が語ってどうにかなるレベルではなくなるからです。

パイロットは専門職の極みと呼ばれる職業ですので、確かな情報を持っている人の数は限られてきます。

医師もパイロットと同じ専門職ですが、インターネット上の情報だけで医師になれた人はこの世に存在しません。

パイロット志望者を間違った情報で惑わして陥れてやろうという悪意ある人はあまりいないと思いますが、今の時代色んなブログ記事を書くことが仕事でそれで生活している人も多くいることをご理解ください。

彼らブロガーは悪意こそありませんが、観覧数を増やすために読み手にとって気持ちのいい記事を書くことがしばしばです。それが間違った情報であっても、です。

また、中には現役パイロットの方が書いて投稿しているSNSの投稿やブログ記事がありますが、現役パイロットはエアライン採用の専門家ではないので、殆どの場合自身の実体験について語っているだけに過ぎません。

現役のパイロットの方が「自分はこのようにやったからパイロットになれた。」と語っているのを聞いて、その人と同じ事をやろうとするのは危険です。

野球のイチロー選手に憧れている人が、イチローと同じ事をしてもイチローと同じ様な素晴らしい野球選手にはなれないのと一緒で、その人に合った対策と戦略があるのです。

「確かなパイロット情報」は簡単には手に入らない

自社養成を含むエアライン採用や私大航空操縦コース入試対策に精通している航空関係者の専門家は実は少なく、また、その少ない専門家たちも「無料」で自身が持っている情報をネット上に公開することはまずありません。

何故なら私達を含め、正確な情報を持っている専門家たちは自分が持っている情報の「重さ」と「責任」を知っており、易々と手に入るように絶対にしないからです。

考えてもみてください。
パイロットになるための情報が簡単に手に入ってしまうと軽い気持ちで責任感が薄いままパイロットになってしまう人が増えてしまいますよね。

もしそうなってしまったら、各エアラインともに大勢の命を預かる航空業務を行うことができなくなってしまいます。

ですから、本物の情報を持っている専門家は情報提供をする「ふるい」として、有料の指導や相談を行ったりしているのです。

つまり直接コミュニケーションを取る事で「この人は、自分の情報を提供するに値する人物なのか?」ということを見極めているのです。

厳しいですが、ネット上にある出所不明の情報を裏付けもせずに信じきってしまう人や何でも無料で楽に情報を手に入れようとする人のことは最初から「パイロット適性無し」として相手にしないというのが常識です。

少し調べれば「専門家のアドバイスや指導が必要だ」ということが分かるはずですよね。

このブログに辿り着いている方はちゃんと情報を総合的に分析できる力をお持ちなのでしょう。

私たちはそんなあなたを歓迎しますよ!

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