勉強を無意味にさせないためには
パイロット志望の皆さまこんにちは。JAMBOスタッフです。
皆さんは勉強についてどう考えていますか?
するもの?させられるもの?
勉強しろと親や教師たちから言われるのは古今東西、アルキメデスの時代よりも前からずっと変わらない現象ですが、今まさに勉強しなさいと毎日言われている世代にとっては、とてもウンザリしている事だと思います。
しかし、普段から勉強しろと言っている大人たちも、昔は言われる側でウンザリしている人たちだったのです(笑)
私は勉強しなさいと言われてウンザリしていた頃から今まで、勉強はさせられるものではなく、自発的にするものだと思っています。

子供に理不尽と感じられると意味がなくなる
子供、というか人間は「理不尽」だと感じるとその行動に対して嫌悪感を抱く特性を持っています。
皆さんは体育の授業は好きですか?
私も好きでしたが、みんながみんな体育が好きではないようです。
実際にPJ SFAの学科主任の先生は、大学選びをする際にシラバスを見て体育が必修のところを外して出願していたほど嫌いだったようです。
先生から聞いた、体育が嫌いな理由は、体育の授業は一体なんの意味があったのか分からないとのことです。
スポーツが得意、または好きな人にとっては、遊び時間に近い感覚でスポーツを楽しめる時間だったのかもしれませんが、スポーツが不得意な人にとっては退屈で、勉強の息抜きにすらなっていなかったようです。
先生曰く、ご自身は運動音痴で内向的な人間だということですが、そのような傾向がある人は基本的に自分の成果物を誰かに見られることを嫌う場合が多いとのことで、外交的な方にはぜひそのことを知っておいて欲しいそうです。
ですので、例えスポーツが得意でも、スポーツをしている姿を他の人に見られることは嫌なのに、スポーツが不得意なものですから、そんな姿を大勢のクラスメイトに晒してしまう体育の授業は本当に苦痛だったそうです。
確かに、先生のおっしゃる通り、僕もスポーツは好きではありましたが、内向的な性格ではあると思いますので、体育の授業は小っ恥ずかしい気持ちは常にありました。
そして考えてみれば、体育の授業でこういう練習をすると動きがよくなるよ、とか、こういう運動が健康効果や認知機能を高めるからやってみよう、とか、複雑な運動が苦手な子向けに器具を使った筋トレの仕方を学んで体重や体脂肪の変化の記録をつけてみよう、みたいな話はほとんど無かったように思えます。
基本的に特に指導もなくサッカーの試合をやって終わり、バスケの試合をやって終わり、でんぐり返しして終わり、走らされて終わり。
体育が好きな外交的な子たちにネタにされて終わり。
でも、必修だから嫌でも必ず授業に参加しなくてはいけない。
確かに、スポーツが不得意で内向的な人にとっては、ただただ理不尽な時間ですね。
そうしたせいで、先生は以前よりも運動が嫌いになってしまい、完全なインドア派となってしまったとのことでした。
実はこのブログを読んでいる方の中にも、体育の授業が原因で運動そのものが嫌いになってしまった方もいるのではないでしょうか?
体育の授業が、運動は人生にとってプラスに働くことが多く、健康に良いだけでなく頭もよくするかもしれないので、嫌いな人にこそ楽しく運動をしてもらう事が理解できるような授業内容だったら、こう言ったことは起きないかもしれません。
授業が理不尽だと受け取られた時点で、その子供の人生の中で無意味な時間となってしまいます。
そして、これは勉強も同じです。
教育ママさんが、勉強しなさいと毎日子供に口酸っぱく言っている家庭の子供は、とてもよく勉強しているイメージがありますが、実際は勉強していない、勉強が嫌いと感じている子供が多いそうです。
中にはそうした家庭の子供でも、常にいい点数を取ったり、有名大学へ進学を果たした人もいますが、大抵の場合はテスト通過のための一夜漬け状態であることが多く、テストが過ぎ去ったら学んだ内容を忘れ去っている人が多いです。
たまにテレビなどで、有名大学に通っているのに、国の位置が分からなかったり、中学生レベルの計算ができないなんて人が出て笑いのネタにされていたり、びっくりするほど頭のよろしくない大手企業のサラリーマンのおじさんなど、見たことがある人は多いかと思います。そうした人たちは一夜漬け状態の典型で、あれだけ何時間もかけて勉強していた内容が身にならず、完全に消えてしまっているので、その時間が無意味な時間となってしまっています。
有名大学や大手企業に入れたのだから無意味ではないというご意見もあるかと思いますが、そうした有名大学や企業は一般的な大学や会社よりも知性が求められる場所なので、一夜漬けのために学んだ知識を忘却してしまっていたとしたら、それはそれで人生ハードモードになってしまうと私は思うので、ここは私の一意見としてご容赦ください。

どうせだったら意味のある時間を過ごすべき
このような事実があるので、私たちは教育というのはただ教えれば良い、勉強させれば良い、とは考えていません。
勉強をする経験が人生を豊かにできるよう、常に人生にとって意味があるものにできるよう、それをどう伝えていこうとスタッフ一同、日々考え続けています。
例えば理解なき単純な暗記のみに頼っている子には、暗記の負担を軽減する考え方を身につけてもらいます。
急がば回れのように、きちんと理解が伴っていた方が結果として覚えている確率が高まる上、きちんと理解している知識の方が実際に役に立ちやすいからです(精緻化と呼んだりします)。
また、きちんとした理解の仕方を身につければ、新しい知識でも効率よく学んでいけます。
新しい知識を効率よく学べれば、成長力著しい社会人にもなっていけます。
良い成績を取ることや、受験に追われるような学習習慣ではなく、自発的に、新しい知識を得るために楽しんで勉強していく環境を作ることが、勉強を無意味な時間にしないための方法だと考えています。
良い学校や塾を選ぶ基準として、教科の指導以外にどんなことを身につけさせてくれるのか?というのも考慮に入れると良いかもしれませんね。

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