[重要]10/27(日)、選挙に行こう。

パイロット志望の皆さん、こんにちは。JAMBOスタッフです。

明日、10/27(日)に衆議院議員総選挙が実施されます。

既に期日前投票に行った方以外は明日、選挙に行くようにしましょう。選挙は日本国民の権利です。

この記事を読んでいる皆さんはお若い方が多いと思いますが、よく「若者は選挙に行かない」ということを聞いたりしないでしょうか?

「そういうことはよく聞くけど、実際どれだけ行っていないのかよく分からない」という人がほとんどだと思います。

そこで、どれだけ若者たちが選挙に行っていないのかを見てみましょう。

年代別投票率の現実

早速、年代別の投票率データを見てみると、

直近の令和3年に行われた衆議院総選挙では、10代は43.23%、20代に至っては36.5%とダントツで投票率が低いことが分かります。

ここで注目してほしいのが、投票率上位の年代。

投票率上位3位を50代以上がしめていて、60代は70%以上の投票率です。

このような状況は確実に若者である皆さんに悪影響を及ぼします。

出典:総務省 衆議院議員総選挙における年代別投票率の推移 

老人中心社会を作っているのは若者自身

年代別投票率にこれだけ偏りがあると、当然政策決定に影響が出ます。

政府と政治家は票を投じてくれる有権者の声を聞いて、それを実現していくことが仕事ですので、高齢者とこれから高齢者になる世代の投票率がこれだけ高く、逆に若者の投票率が低ければ、高齢者の意見に寄った政策を実施していくことは自然の流れです。

若い世代の声が届かない、老人優遇社会だと嘆いている人も多いですが、そりゃそうだろ、です。

若者が自ら老人中心の社会を作ってしまっているのです。

若者の投票率が低い今のままでは、若い層が豊かになる可能性はありません。これからどんどん高齢者も増えていきますので、従来のまま改革なき構造の中で、ますます若者たちは負担を強いられ、イノベーションを起こす力さえも奪われていくことでしょう。

航空業界だって若者が貧しくなって利用者が減ってしまったら、今後どうなるか分かりません。航空需要低下のため、パイロットが削減されたり、廃業してしまうエアラインも出るかもしれません。

投票率が高くても同じ有様でしたら仕方ありませんが、今この投票率で「どうせ変わらない」と諦めてしまうのではなく、とにかく投票に行くようにしてください。

皆さまの一票が世の中を変えるとよく言いますが、若者たちが選挙に行くようになれば間違いなく社会は変わります。

投票先はどうすればいいのか

選挙に行ったからといって、闇雲に投票してしまっては意味がありません。

どの政党の誰に票を投じるか、一人ひとりの判断が必要です。

そうすると、投票先はどうすればいいのか分からない方もいらっしゃるかと思いますが、そういう時は自分の暮らしや将来プラスになりそうな政策・公約を出している政党や候補者を選ぶようにしてください。つまり自分と同じ方向性かどうかということですね。

各政党、各候補者の政策や公約は公式ホームページ(公式アカウント)に書いてありますので、必ず目を通してください。この時、まとめページや公式アカウントではないSNS投稿はデマが多いので参考にしないようにお願い致します。

それでも投票したい候補者がいないと思ったら、その候補者を応援している人たちや団体のカラーが自分と合うかを判断材料としてみてください。

さいごに

来年、ずっと言われていた2025問題の年に突入するということもあり、今回の総選挙は今後の日本と若者の命運を占う特に重要な選挙だと思っています。

今回の選挙で若者たちの想いを伝えることができれば、世代間の分断が広がることを防ぐことができます。

ますます混沌深まる世界情勢、この危機を乗り切るためには日本国民一丸となって立ち向かっていかなければいけません。

言葉通り、皆さまの一票が日本を救うのです。

是非明日は選挙に行くようにお願い申し上げます。